世の中には一定数
女として求められていないと生きていけない
という人がいて
幾つになっても
自分が性的な魅力を求められることに
執着してしまう人は意外といるように思います
そういう欲求は年齢性別問わずみんな
大なり小なりあるとは思うのですが
それに執着して振り回されたり
自分の子どもとの優先順位が混同してしまうと
ひとりの子どもとして、ひとりの女として
疑問に感じてしまうところはあります
みんな愛されたいんですよね
私だって愛されたい
どこかで誰かに必要とされていたいし
それが家族や友人で収まらないこともある
配偶者がいるのなら
そこで満たしていて欲しいと
私としては願ってしまうわけですが…
恋は盲目だなんて言うけれど
小娘な私ですら、年齢とともに
中高生の頃に比べたら魔法から解けてきました
誰かから愛されていたい欲求が
ないといえば嘘になりますし
だからこそ彼と一緒にいる部分もあることは
はっきりと否定はできません
それでも
私は自分で選んで生きていたいと思うし
恋愛に振り回される人生には
間違っても足を突っ込みたくないと思う
地に足つけて生きたいと思うし
そこに関しては他人にも求めてしまいたくなります
そういう人を見ていると
私としては滑稽に移ってしまうけどな…
あなたは誰のために生きてるの?と
浮き足立ったその歩き方で
あなたはどこへ向かっていくつもり?
いい歳なんだから
そろそろその甘ったるい魔法は解いたら?…と
私は、ね
夢と現実は分けて考えなくちゃ
現実を置き去りにして
夢だけを追いかけ続けたら
最後は手元がすっからかんよ
夢は見るものだけど
醒ますためのスイッチを
自分で握っていられないのなら
その夢はとりあえず手放しなよ
あなたにとって本当に大切なものってなあに?
