以前の私は
服を着ることで自分の中の
コンプレックスや自信の無さを
隠そうとしていた
でもどんなに悩んで選んだ服でも
街を歩くキラキラした人達を見ると
くすんで見えて…
どうしてあの人達はあんなに
キラキラしてるんだろうって
ずっと思ってた
そんなある日、家庭科の授業で
衣服について勉強している時に
ファッションは自己表現
なんだということを学んで
ああ、なるほどな…と妙に納得出来たんだ
きっとキラキラして見えた子達は
自分の内面にあるものが
滲み出ていたんだと思う
服は自分を表現する道具の一つだ
着られるのではなく私が着るものだ
もちろん、
ファッション誌をチェックして
流行の色やデザインを取り入れることも
素敵なことなのだけれど
私が着たいと思った服を
自由に着れば良いんだ
ちょっとくらいダサくたって
これが私だ
そんな風に開きなおれたら
ちょっとおしゃれが
楽しめるようになった気がする
自分の好きな服を、好きなように…
