東京新聞【えりのあ　とちぎ元気アップ】初めての贈り物　母のぬくもり伝えたい

東京新聞のコラム掲載日だよ♪

毎月第一月曜日に連載中！

Web版でも見られるので、

ぜひ、読んでねー！

九月に入って朝晩も涼しくなり、過ごしやすくなってきましたね。皆さん、夏休みから気持ちを切り替えて、仕事に学校に頑張っていますか？

　えりのあは先月、里帰り出産のために実家に戻ったのですが、父親が体調を崩したり、母親の仕事が忙しくなったりで、急きょ、栃木県に戻ってくることになりました。

　今月末に出産も予定しているので、穏やかに臨月を過ごしていこうかと思っています。

　出産までにやることとして、入院準備や赤ちゃんグッズの用意、部屋作りなど着々と進めています。

　その中で、マタニティーや赤ちゃんの服などの「お下がり」をいただいてかなり助かりましたが、今回、初めての出産なので生まれてくる赤ちゃんに、何か手作りの物をプレゼントしたいと思い、スタイ（よだれかけ）を作ってみようかと思い立ち、チャレンジしてみました。

　ところで、皆さんは手作りの物と、買った物はどちらが好きでしょうか？　どちらにも、それぞれの良さがありますよね。

　私は子どものころに、母親に洋服や小物などを手作りしてもらい、育ててもらったのを覚えています。当時は、友達が既製品の洋服を着ているのを見て、うらやましいな～と思ったこともありましたが、今思い返すと、自分だけのオリジナルは世界に一つだけ、ぜいたくですね。

　いざ、スタイ作りをしようと洋裁箱を取り出し、作業開始！

　普段は、ボタン付けや、服のほつれを縫い直すことしかしていなかったので、本を見ながら必死で作りましたよ。

　最初、型紙作りから始まり、手縫いでやってみましたが、妊娠中はおなかも大きく、思った以上に体力を使いました。休憩を挟み、ようやく完成！

　生まれてくる赤ちゃんは女の子らしいので、スタイにかわいいレースを付けてアレンジしてみました。ちょっとした縫い目の曲がりも、手作りならではの味かな。

　愛情を込めた手縫いのぬくもりを伝えられたらうれしいです。

　これを機に、今度はミシンを買って、いろいろな物を手作りしてみたいです。

　おや？　もう、お別れの時間となってしまいました。またこのコーナーで、お会いしましょう♪

　えりのあでした。バイバ～イ♪（シンガーソングライター）