「サッカー日本代表よ、感動をありがとう!」

今、至るところで見かける、このキャッチフレーズに、

僕は、日本サッカー界の未来に危機感を抱きました。


なぜ、「本当は勝てたはずだ!」と

言う人が、日本にいないのだろうか。


炎上を恐れ、パラグアイとの一戦をホモネタにした

『チダイズム』もまた、ヘタレでしかありませんけれども、

勝てる試合を落とした日本代表を、叱咤する声がない。

これは、忌々しき事態であると、僕は思います。


ベスト16で満足なのかい?

もっと上を目指したくないのかい?


確かに、パラグアイには、南米独特の強さがありました。

イタリアを下して1位になったような国ですし、弱いわけ

ありません。接戦しただけでも善戦という声もあります。


しかし、同じ南米でも、ブラジルやアルゼンチンのように

絶対的な強さを持っている国ではなかったし、チャンスを

作れる隙は、もう少したくさんあったように思えるのです。


勝てたかもしれなかった。


もちろん、PKで勝てたという意味ではありません。

90分以内に、あるいは延長戦も含めた120分の間に

点を取ることができ、勝てたのではないかと思うのです。


1次リーグを突破したことで「名将」となった岡田監督は、

最後の最後に、大きな戦術ミスを犯したのではないか。

振り返れば振り返るほど、そう思わずにはいられません。


なぜ、森本ではなく、玉田を選んだのか。


フリーランニングの動きは、交代前の大久保先生の方が

まだ貢献していたように見えるし、決定的なチャンスでは

ゴールに対する意識が薄いため、シュートをせずに、

謎の浮き玉パスを出す始末。


玉田はフォワードではない!

ただのもんじゃ焼き屋だ!


スピードもあり、海外の荒波を生きてきた若き才能。

こういう時に能力を発揮するのは、「Jリーグ」という

プールのような場所で点の取れない玉田ではない。


将来も見据えれば、こういう大一番でこそ

森本を投入するべきだったのではないか。


なぜ、玉田よりも海外を知る男、森本をベンチのお飾りに

してしまったのか。なぜ、将来の日本を背負って立つ男に

大一番という舞台を踏ませなかったのか。


それは、岡田監督が森本よりも玉田を信頼していたし、

森本が本田のように、大会前にうまくアピールできなかった

こともあるでしょう。本人ももちろん悪かったのでしょうが、

それでもベンチのお飾りにするのは、ずいぶんと贅沢です。


監督の理想では惨敗にしかならず、選手たちの進言で

作戦を大幅変更し、「ベスト16」に勝ち上がった名将の、

最大の失敗。それは、森本を出す勇気がなかったこと。


もちろん、森本を出したからと言って、パラグアイ戦に

勝てたかと言われたら、そうではない可能性も大きい。

しかし、少なくとも玉田よりも多くのチャンスを作ることは

できたのではないかと、僕は思うのです。


スポーツとは、「負け」を知ることで、強くなります。

ただ負けるのではなく、なぜ負けたのかを知ること。


PKになってしまったんだから、「運が悪かったんだ」と

言っているのだとすれば、それは大きな間違いです。

点を取れずにPKになってしまった。もうこの時点で、

日本は負けてしまったようなものなのです。


反省すべきことが、山ほどある!


日本代表に、「おつかれさま」や「ありがとう」という声は

たくさん届いているはずです。僕が「ありがとう」なんて

ブログで書いたところで、その他大勢の声と一緒です。


負けたのに、道頓堀に飛び込んでる場合じゃない!


日本のワールドカップは終わりました。

が、終わったと同時に、それは新たなワールドカップの

始まりでもあります。2014年ブラジル・ワールドカップ。


皆さんは、何歳になっているでしょう?


進化とは、1つずつ階段を昇ることです。

トルシエジャパンの時に、「ベスト16」になりました。

ジーコジャパンの時は、無能すぎて、1次リーグ敗退。

そして、2010年、岡田ジャパンで再び「ベスト16」に。


今度こそベスト8!


少し気が早いですが、今年の夏は、2014年に注目の

選手を探しに、Jリーグでも見に行きたいと思います。