『チダイズム』にとっては、長く苦しい時代でした。

僕はこれを「時間的借金」と呼んでいるんですが、

なかなか日付通りに更新できず、アクセス数が減り、

ランキングも急激にダウンしていました。


しかし!


頑張れば、意外とどうにかなるものです。

ついに、今日から通常営業が可能となりました。

旬の情報を中心に、魅力的で面白い話題をどんどん

書いていこうと思いますので、よろしくお願いします!


さて、今日から始めてみようと思うものがあります。

それは、競馬のGⅠレースを予想していくというもの。

予想するのは、GⅠレースに限定されるんですけど、

競馬の予想は、意外とアクセス数が上がるようなので、

挑戦してみたいと思います。


今日のレースは、「皐月賞」ですね。

実は先週、実験的に馬券を買ってみたんですけど、

見事に的中させることに成功しまして・・・。


チダイズム~毎日誰かを笑わせるブログ~-峰31


アパパネが来ると予想しまして、馬単で取らせて

いただきました。それほど高配当ではありませんが。


さあ、そして気になる「皐月賞」の予想ですが、

前回の「桜花賞」をゲットした男の予想は、ズバリ!


△ ①リルダヴァル(福永)

… ②ハンソデバンド(蛯名)

- ③トーセンアレス(田中勝)

△ ④ネオヴァンドーム(安藤勝)

△ ⑤ローズキングダム(小牧太)

△ ⑥ゲシュタルト(勝浦)

- ⑦レッドスパークル(秋山)

- ⑧バーディバーディ(松岡)

- ⑨サンディエゴシチー(浜中)

- ⑩シャイン(和田)

… ⑪エイシンフラッシュ(内田博)

▲ ⑫エイシンアポロン(池添)

◎ ⑬ヴィクトワールピサ(岩田)

△ ⑭レーヴドリアン(藤岡佑)

- ⑮ダイワファルコン(北村宏)

○ ⑯ヒルノダムール(藤田)

- ⑰ガルボ(後藤)

△ ⑱アリゼオ(横山典)


本命はベタに、⑬ヴィクトワールピサですが、

確率が高いだけで、絶対的な信頼はありません。

1着に来るというより、3着までには入りそうという。


⑯ヒルノダムール、⑫エイシンアポロンあたりが有力。

⑤ローズキングダムは人気ですが、⑥ゲシュタルトの

馬券的な妙味に注目したいところ。


シャインが逃げなければ、⑱アリゼオが出る可能性も。

②ハンソデバンドと⑪エイシンフラッシュは泣く泣く切り、

底を見せていない①リルダヴァル、安藤勝が不気味な

④ネオヴァンドーム、ペースが速くなるようだったら

⑭レーヴドリアンあたりは注目。


信頼度が高いヴィクトワールピサが来るかどうか。

3着以内に入るようであれば、当てやすくなりますね。

3連複あたりで買うのがオススメでしょうか。


さて、競馬の話題を一通りお伝えしたところで、

今日は、うちの事務所の話をしようと思うんですけど、

実は今日、僕が某音楽番組に出ているっぽいんです。


正直、僕が担当させていただいている番組ではないので、

皆さんに見てほしいと思っているわけではないんですが、

それはそれは酷い出演の仕方をしたので、これはもう

ブログのネタだと思いまして・・・。


僕は基本的に、自分が担当させていただいている

番組に出るのは、まったく問題ないと思っているんです。

自分の番組を面白くするためなら、手段は選びません。

「出たくない」なんてワガママを言うことで、演出の方々が

考えている選択肢が減ってしまうぐらいなら、むしろ出て、

番組に貢献したいと思っています。それぐらいの愛情を

持って番組を作っていきたいと思っているんですけどね。


一方で、自分が担当していない番組は、正直言って、

すごくどうでもいいんです。視聴率が取れなかろうが、

番組予算を超えようが、はたまた放送事故が起ころうが、

僕の知ったことではありません。どんなに困るようなことが

起こったとしても、「ふーん。」ってなもんです。


それが、僕の知っているディレクターさんが作っている

番組だったら、心の一つも痛むかもしれないんですけど、

一度も仕事をしたことのない、面識のない皆さんが作った

番組なんて、ますます興味がありません。


ですから、知り合いのディレクターさんに頼まれたなら、

百歩譲って番組に出るかもしれませんが、そうでなければ、

番組に出るなんていうことは、絶対にしたくないんです。

それが、アイドルの女のコのおぱーいに顔面のひとつも

挟めるような番組だったとしても。


それを知ってて、こんな仕打ちだと思うんですけれども、

ある日、うちの事務所の社長から、「この後、時間ある?」と

聞かれたので、「若干ありますけど、何ですか?」と言ったら、

こんなふうに言われたんですよ。


「ちょっと、バンドを組んでいる若手のミュージシャンに

アドバイスをしてほしいって言われているんだけど、

一緒にアドバイスしてくれない?」


ご存知の通り、僕はアーティストとしてメジャーデビューを

果たした経験があるわけでもないし、プロデューサーとして

AKB48のようなユニットを誕生させたわけでもありません。

アドバイスしてほしいって言ったって、素人の感想にしか

ならないと思ったんですよね。・・・しかし!


「いやいや、ライブの構成の相談に乗ってほしいって

言われてんだよ。ただ来てくれるだけでいいから!」


この時点で、怪しさバロメーターは、はち切れていました。

僕が、「観客満足度を200%アップさせるでお馴染みの」

構成作家だったら、そんな話の一つも来るでしょうけど、

そんなこと、一度もしたことありませんからね。


しかしまぁ、アーティストとして、どうやったら売れるかの

相談ではなく、「ライブの構成」の話だったら、僕にだって

できるような気がします。が、そもそも、どうしてこんな話が

僕のところに来たのかは、いまだもって謎。


「アーティストって、どんな人なんですか?」


ものすごく基本的な質問をしましたよ。バンドと言っても、

かわいいガールズバンドだったら、僕のテンションだって

上がると思いますし、逆に、ブサイクな男のバンドなら、

僕のテンションも、そして、ティンティンも下がるでしょう。

すると、我が事務所の社長・・・。


「俺も詳しいことは聞いてないんだよ。

実は何も教えられてなくてさぁ!」


今思えば、これが「死亡フラグ」でした。

アンタ、一体、どれだけ社長と付き合いがあるんだい!

こんなわかりやすいフラグ、見抜きなさいよ!


よく考えたら、何も聞いていないことはありません。

だって、何も知らないのに、仕事を受けるわけがない!


それなのに、汚い格好に、汚い無精ひげを生やし、

いつになくブサイクに拍車がかかってしまった状態で、

社長とともに、そのアーティストとの「打ち合わせ」

行くことになったんですけれども・・・。


場所が、なぜか制作会社の会議室。

しかも、なぜかディレクターさんが・・・、


デジを回しとる!


あり得ないシチュエーションすぎて、笑いました。

ただの「打ち合わせ」に、カメラなんか回しますか?


完全にハメられた!


そうです、これはテレビ番組の収録に違いない!

そして、どうやら僕は、出演者の立場のようです!


最初から「テレビに出る」って話をされていたら、

きっと、断っていたと思いますけど、場合によっては、

もう少しマシな身なりをして来たと思うんですよ。

そして、目の前に突き付けられた、まさかの現実!


番組として、ずっと見守っている若手のバンドが

いるんですけど、実は今、次のライブに向けて、

彼らがいろいろ悩んでいるんです。

だから、彼らに構成作家の立場からダメ出しを

していただきたいというのが、今回の趣旨です。


チダイズム~毎日誰かを笑わせるブログ~-北京五輪ハイライト16


「ダメ出し」って!


いやいやいやいやいや・・・。

ない、ない、ない、ない、ない・・・。


普通に考えてみてくださいよ。同じ放送作家でも、

秋元康さんが、ダメ出しをするなら分かりますよ。

そうじゃなくても、名のある作家の方々がダメ出しを

するって言うなら、まだ分かるんですよ。


今でこそ、ほんの少し番組をやらせてもらっているとは

言ってもですよ。僕なんか、この業界では、まだまだ

ピラミッドの下の方にいるわけですよ!そんなヤツが、

偉そうに未来あるミュージシャンにダメ出しって!


「オマエ、誰だよ!」


詰みました。完全に詰んでしまいました。

僕なんかに、「ダメ出し」なんかできるわけがない!


どんなにショボいアーティストの方だったとしても、

「いいですよ、最高ですよ!」って言うのが正解です。

だって、そもそも「オマエ、誰だよ!」なんですから。

意見を申すなんて、恐れ多いの100乗なんですよ。


しかしですよ。番組がずっと見守っているバンドに、

「いいですね、最高ですね!」と言うのは、番組として

成立しないわけですよ。番組が描きたいドラマは、

「ダメ出しをされて、成長していくバンドの姿」です。


厳しい意見の一つも、してやらなければならない!

しかし、それを言ったら、「オマエ、誰だよ!」です。


チダイズム~毎日誰かを笑わせるブログ~-峰32


・・・詰んだ。


どっちに転んでも、僕にメリットが何もない!

しかも、見返りにギャラがもらえるわけでもない!

全国の皆さんに、「オマエ、誰だよ!」をアピールし、

2ちゃんねるに、「気持ち悪い、気持ち悪い」と

書きこまれるだけ書きこまれて終わるんです。


どうにでもな~れ!


ということで、全国の皆さんに、「オマエ、誰だよ!」を

アピールするのと、ディレクターさんに「空気読め!」と

思われるのを天秤にかけ、結果、どうしたのかと言うと、


ボロクソにダメ出してやりました。


実際、「マジで直した方がいいぞ!」と思ったことも

あったんで、それらをストレートに、オブラートには

包まずに、マツコ・デラックスばりに言ってやりました。


で、どうなったのかが気になる方は、番組を見れば

いいと思うんですけど、ホームページに書かれた

告知 を見てみたら・・・。


「●●●(番組名)イチオシのアーティスト、

▲▲▲(バンド名)に最大のピンチが!!

バンドの持ち味を全否定!?

一体どうなってしまうのか!?」


「バンドの持ち味を

全否定」だってよ!


僕が、「オマエ、誰だよ!」を一身に受け止めながら、

わざわざ身を削って言ってあげたストレートな意見が、

「バンドの持ち味を全否定」。


なんかもう、すっげぇ死にたい!


番組の展開が展開だったら、明日、全部ブログに

書いてやろうと思います。あまりに酷いぜ、この仕打ち!

というわけで、明日の『チダイズム』に、ご期待ください。