マイケルが・・・。マイケル・ジャクソンさんが・・・。
今日、ロサンゼルスの自宅で心臓発作を起こし、
お亡くなりになってしまったそうです。
・・・・・・ポゥ。
僕は、マイケル・ジャクソンさんが大好きでした。
「ムーン・ウォーク」という面白歩きを開発したり、
「黒人だったのに、突然、白人になっちゃう病」に
かかってみたり、世界的なアーティストなのに、
笑いの要素を忘れていない、この感じ。
ご冥福をお祈りいたします。
さて、今日はオープニングから、少し湿っぽい話に
なってしまいましたが、全米が涙に包まれてしまう
歴史的な一日となったので、この出来事をブログに
残してみることにしました。
・・・が、『チダイズム』は、今日も通常営業です。
ご冥福をお祈りし、駅の改札口をムーンウォークで
通過する以外は、まったく変わらず、いつものように
ネタをお届けしたいと思います。
先日、東京・神保町にある「覆麺(ふくめん)」という
ラーメン屋さんに行って、ラーメンを食べてきました。
普通のラーメン屋さんなら、看板の一つも出してると
思うんですが、こちらのラーメン屋さんは、目立った
看板を出すわけでもなく、あるものと言えば・・・。
気持ち悪い「お面」があるぐらい。
これが一体、何なのかっていう説明は一切なく、
ただシュールに、ライトを下から浴びていました。
しかし、これぐらい不気味な方が『チダイズム』を
読んでいる読者の皆さんは、そそられるでしょう。
きっと、ただのおいしいラーメン屋さんの情報なんて
求めていないでしょうからね。
何はともあれ、暖簾をくぐり、中に入ろうとした僕。
すると、次の瞬間、普通のラーメン屋さんでは
絶対に聞くことがないはずの声が、店の中から
聞こえてきました!
・・・ファイッ! ・・・ファイッ! ・・・ファイッ!
・・・ファイッ! ・・・ファイッ! ・・・ファイッ!
この声は、もしかして!
そうです。「ファイッ!」という文字を読んだだけで、
すぐに正体がわかっちゃったアナタは、きっと、
闘魂の注入を必要としている人だと思います。
そう、アントニオ猪木の入場曲 のイントロ部分!
元気ですかーっ!
そして、勘のいい人だったら、もうこの時点で、
今日のラーメン屋さんが、どんな雰囲気なのか、
ある程度の察しが、ついてしまったことでしょう。
「覆麺」という怪しさ満点の店名に加え、
お店のBGMが、まさかのアントニオ猪木。
ズバリ、お店の中の写真をご覧いただきましょう。
ラーメンを作っている店主は・・・。
・・・ファイッ!!
・・・ファイッ!!
・・・ファイッ!!
本当に覆面をかぶって、ラーメン作っています。
しかも、このラーメン屋さんは、お客さんに闘いを
挑むかのように・・・。
初期設定が、既に大盛。
普通の量がいい人は、「少なめで!」とお願いを
しない限り、無条件で大盛を出されてしまうという
特別ルールでお届けされています。
そして、出てきたラーメンが、こちら!
いわゆる魚介ベースの醤油ラーメンなんですが、
「店主が覆面をかぶっている」という話題性だけの
ショボい味ではありません!
マジでうまい!
しかも、毎週第4土曜日は、伝説のラーメンを
次々と生み出していく企画をやっておりまして、
こんな貼り紙も貼られていました。
先祖代々、親戚を含めても、ものすごく短命の
家系に生まれてしまった、覆面「ブラック」さん。
2010年2月27日は、ブラック家の歴史を遡り、
過去120年で初のご長寿記録が生まれる日。
ということで、世界初の「海がめ」と「伊勢海老」を
ふんだんに使った、ご長寿記念ラーメンを販売!
みんなで、お祝いをするそうです!
ちなみに、覆面ブラックさんの情報が、どこにも
出ていないんですが、ブラックさんは、コンゴ人。
日本語学校に通いながら、ラーメン作ってます。
お店に行くと、謎の合言葉「アンガーラ!」という
声をかけられるんですが、これはコンゴ語における
「アロハ!」みたいな意味だそうですよ。
さらに!
このラーメンのスープは、かなり濃いんですけど、
80%以上を飲み干したお客さんは、「黒帯衆」と
認められて、生卵が永久に無料になるサービスを
しているんだそうです。・・・ということで!
僕、完食に成功!
見事、覆面「ホワイト」さんに、「黒帯衆」と認めて
いただきまして、「黒帯認定カード」をもらいました。
ただの黒い紙に、銀色のシールを貼っただけの
カードなのに、なんだかすごく嬉しいです。はい。
ちなみに、開業から約1年で、約6700枚の黒帯を
配っているそうなんですが、実は、「黒帯5段」という
特別なカードも用意されているそうなんです。
もらうためには、通常のラーメンより5倍濃いものを
80%以上飲み干す必要があり、喉が渇くこと必至!
しかし、ゲットすれば、味付け煮玉子や唐辛子など、
さまざまなトッピングが永久無料になるそうです。
今度は、これに挑戦したい!
しかし、「黒帯初段」をゲットした後に、いきなり
「黒帯5段」をクリアした人は、今まで数人しか
いないため、かなりの狭き門だと言ってました。
果たして、僕に食べきることはできるのか?
いつの日か、改めてレポートできたらいいですね。