気が付けばもうゴールデンウィークは目前。
若葉が爽やかに風に揺れるこのごろです。
まずは一曲歌いましょう♪
あざやかなみどりよ
あかるいみどりよ
鳥居をつつみ
わら屋をかくし
かおる かおる
若葉がかおる
さわやかなみどりよ
ゆたかなみどりよ
田はたをうずめ
野山をおおい
そよぐ そよぐ
若葉がそよぐ
「若葉」 文部省唱歌
松永みやお作詞・平岡均之作曲
初等科音楽(二)・昭17.2
まさにこの曲を歌うのにピッタリの季節
ですね。みなさま、ご存知でしたか?
この「若葉」。
唱歌「若葉」は、昭和17年(1942年)に初等科
の音楽の教科書に掲載されました。
戦中に書かれたとは思えない、朗らかな一曲。
同時期に生まれた「野菊」も同じ香りがします。
軍歌や、士気を上げるための曲ばかりが生ま
れた時代に、このように可憐な逸品が存在し、
歌い継がれてきたことは非常に貴重だと思い
ます。
その時代の日本人も、心の底ではこのような
曲を求めていたのではないでしょうか。
ホッと安心できる歌、本当はそういう歌を歌い
たいなと…。
ピアノと歌の指導が私の仕事の中心ですが、
童謡唱歌を歌い継ぐ活動も細々とながら
続けている私にとっては、こうした曲たちも
とっても大事な存在です。
季節ごと変わる風景、草木や鳴く虫にまで
心寄せ愛でて作られた、童謡・唱歌。
まさに日本人の精神が凝縮された世界だと
感じます。
言葉の使い方、その言葉のイントネーション
や文脈を大切に、丁寧に音で編まれた作品。
日本の美もそこには含まれていますね。
…おっと、「若葉」を歌ったらついこんなに
語ってしまいました。
でもね、子供のための曲だと侮るなかれ。
童謡・唱歌の世界は深いです。
日本歌曲も然り。
今の若い人の好む音楽にはない、
奥ゆかしさや美しさがそこにはあります。
ぜひ小さい子にも、若いお母さんにも、
若いお姉ちゃんたちにも(笑)、童謡・唱歌
を歌って愛でて欲しいなと思います。
さて、昨日のことですが、そう…!
コレを編集しながら「若葉」を熱唱していた
んです(^_^;)。
教室だより5月号です。
こいのぼりの塗り絵も載せました。
(毎回、塗り絵は小さい生徒さんに大好評です)
そうそう、こいのぼりと言えば(←まだ語る)
・こいのぼり(やねよりたかい~)
・鯉のぼり(いらかのなみと くものなみ~)
の2曲が有名ですね。
おお、さらにさらに。
こいのぼりを歌うと、「背くらべ」「茶摘」なども
つい歌ってしまいます。
…ああ、止まらない。
春は止まらない。歌も止まらない。
それだけ、「よっ!待ってました!」の季節
です。うきうきわくわく。
お便りができました!のブログを書こうと
して、つい童謡ついて語ってしまいました。
お便りも、上機嫌のやすこ先生も、めでたく
出来上がりました。
来月も張り切って参りましょう。
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