まいど~
生きもの自然科学大好き
絵本講師のくがやよいです。
6月は、小学校も絵本講座も忙しゅうて、体重4キロ減。
ベストまであと-2キロやから、増えすぎてたんやなー
冬と夏の体重差は、毎年6キロぐらい。
食べたら太り、忙しいと痩せる体質です。
さて。
・・・こんなマニアックな絵本講座に来てくれる人って
おるんやろか。
とは思いました、正直。
虫や生きもの、特にカエルとか、苦手な人、多いもんな・・・(-_-;)
でも、やりたいから、やりました。なぜって、
子どもは大好き
自然科学絵本。
そして、
こんなマニアックな講座にもかかわらず
申し込んでくださる人がいらっしゃいました。
うちはもう、このような講座ができることが
うれしくて、うれしくて。
受講してくださる人がいることが
うれしくて、うれしくて。
感謝の気持ち、だだ洩れで、絵本講座の会場
若竹生活文化会館に向かいました。
標本などの展示に時間がかかるので
早めに着いて、
BGMかけながら会場準備をしていると
早々と来てくださった方が。
そのまま準備中の標本や生きものたち、絵本を見ていただきました。
次々と来てくださって、そのまま、ツアーのように、各テーブルと絵本を歩きながら紹介して行きました。
今回、広い会場にしたのは、この絵本を見てほしかったから。
かこさとしさんの『かわ』 福音館書店
この絵本の絵を繋ぎ合わせて、
一枚の絵巻物のように製本された絵本がこれです。
この絵本、素晴らしいですよ、ほんまに。
最後、川が海に流れ込む場面では、2頁追加されています。
さて、
子どもたちがどんなことに興味を持って、
どんな言葉を発し、
どんなふうに絵本を楽しむか
いろいろお話しながら絵本ツアーに一時間弱。
そして、生きものの話と自然科学絵本を読んだり、紹介したりしました。
ウナギの神秘についてお話してるところ。
最後に紹介したのは、奥山英治師匠に弟子入りしたきっかけになった思い出の絵本と
福岡伸一ハカセの言葉を。
今、君が好きなことがそのまま職業に通じる必要は全くないんだ。
大切なのは、何かひとつ好きなことがあること、
そしてその好きなことがずっと好きであり続けられることの旅程が、
驚くほど豊かで、君を一瞬たりともあきさせることがないということ。
そしてそれは静かに君を励まし続ける。
最後の最後まで励まし続ける。
福岡伸一著『ルリボシカミキリの青』文藝春秋より
昨年「この本よんで!」に寄稿した原稿にも
この文章を抜粋して書きました。
この日の絵本講座のこと、きっとずっと忘れないと思います。
それぐらい、受講してくださる人たちに感動していました。自分が。
この日の絵本講座が、
絵本作りや
読み聞かせボランティアの時の選書や
教育や保育の現場で子どもたちと読む絵本の
参考になるといいなと思います。
来てくださって、本当に、本当にありがとうございました。
ああ、楽しかった!
準備はたいへんだったけど!(笑)
※受講してくださった人の感想です(一部抜粋)※全員がリピーターでした。嬉しい!
今まで久賀さんの講座に参加させて頂きましたが、一番熱のこもった内容だったように思います。本当に好きなんだなと感じました。
きっと久賀さんの「センス・オブ・ワンダー」にふれる子どもたちが、次々に自分の「センス・オブ・ワンダー」を体験するきっかけになっていくと思います。
今回の講座で、自分の「センス・オブ・ワンダー」は何か、好きでい続けることは何か、改めて考え、感じようと思います。それに気づければ、これからの自分の人生が大きく有意義なものになると思いました。
自然科学の講座と聞いて、たぶん人間にとって根っこのような話なんだろうなと思いながらも自分としては苦手な分野だと思っていました。
でも、聴いてみると自然科学のことに疎くても人間が生きていく上で大事なもの、
例えば知らないことを知る喜び、楽しさ、好奇心、センス・オブ・ワンダー、自然界の摂理、体で感じること、人間も自然の中の一部など、そんなことを感じさせてくれるお話でした。
何か好きなことがあるっていいなとつくづく思いました。好きなことがあるっていうだけで元気に生きていく力になると感じ、そう言えば私の好きなことって何だろうと思いました。
自然科学絵本の作り手の情熱に感動しきりでした。
むしの「うんこ」の実物には驚くやら関心するやら、おもしろくて楽しいことは身近にあるんだなあと思いました。
読み聞かせには難しいかなと選ばないことが多かったジャンルですが、しぜんにタッチシリーズやうまれたよシリーズはぜひ紹介したい本です。
(一番伝えたかったこと!)