最近、ここ2年程だと思うが、三ッ沢陸上競技場で、YSCCの試合が開催されない。
うまく、ニッパツ三ツ沢球技場のスケジュールを抑えることができているのだろう。
これは、2021年11月に開催された試合の模様だ。
クラブや観客にとっては、どう見てもニッパツ三ツ沢球技場で開催した方がいいのだろうが、個人的には、昭和感漲る陸上競技場にもちょっと行ってみたい。
この立派な銘鈑は、グラウンドへ直接入ることができる、いわゆるマラソンゲートにある。
ここが、陸上競技場の正玄関ということか。
一方、メインスタンド正面入り口は、なんとこれ。
この光景を見ると、この競技場は、あくまで競技をするための施設で、集客や有料興行を念頭に造られたものではないことがわかる。
観客入口はこんな感じ。
メインスタンドは、傾斜を利用して建築されているため、このゲートを抜けると、スタンド最上段になる。
グラウンドはもちろん、照明塔や電光表示板など、改良は続けているが、この構造が抜本的な近代化を阻んでいるように思う。
5,413人を収容するメインスタンド以外のスタンドは、当然芝生。
グラウンドから仕切られた芝生エリアといった印象で、果たしてスタンドと言っていいものか。
公称18,300人収容なんで、勘定には入っているようだが、J3などでは開放されない。
20年くらい前、当時J2の横浜FCが使ったときは、観客を入れていた。
横浜の小中学校に通っていた者は、一度くらい入った経験があるこの競技場。
今後もアマチュアを中心に使用されていくのだろう。
たまにはここで試合を見たいなあ。