【人物】　

本多忠勝（1548-1610）

三河国（現在の愛知県）出身。

徳川四天王の一人にして、戦国最強の武士・本多平八郎忠勝。

常に徳川家康に従い、徳川家の主要な合戦にはほとんど参陣した。

さらに、生涯５７度の戦いにおいて傷一つ負ったことがなかったといわれている。

「家康に過ぎたるものが二つあり、唐の頭に本多平八」という歌にもあるように、その武勇は多くの人に認められ、豊臣秀吉直々にスカウトされたりもしたが、徳川家康への忠誠を最後まで貫いた三河武士の鑑のような人物。
忠勝の名前は、「ただ勝つのみ！」という思いをこめて徳川家康につけてもらったらしい。

【場所】　

九華公園（三重県桑名市）

【感想】

居城・桑名城跡の九華公園にたたずむ本多平八郎忠勝の像です。

背後の槍は、愛用の「蜻蛉切」。あまりの切れ味のため、穂先に止まったトンボが真っ二つに切れてしまったという逸話が残っています。　

睨みつけられると足がすくんでしまうような迫力のある像でした。

本多忠勝（１）