OZ像

【人物】

東郷平八郎 (1848~1934)

薩摩国(現在の鹿児島県)生まれ。

幕末の薩英戦争や戊辰戦争に参加。戊辰戦争では薩摩藩軍艦・春日に乗り海戦を経験した。

日清戦争では巡洋艦・浪速の艦長として参戦。高升号撃沈事件では、国際法を遵守した対応で世界的に有名となった。

ロシアとの開戦が決定的となったとき、当時の海軍大臣・山本権兵衛は海軍の司令官に東郷平八郎を指名した。その理由は、実戦経験が豊富なことや国際法を熟知していることに加えて、「運がいい」ことであったという。

実際、日露戦争では戦力的に圧倒的に不利といわれながら、旅順港の封鎖やバルチック艦隊の殲滅など、信じられない大勝利をおさめた。

戦後、軍令部部長や東宮御学問所総裁などを歴任したが、神様のように扱われたのは少し嫌だったらしい。

無口な人であったそうだが名言が多い。あと肉じゃがを考案したのもこの人という説がある。


【場所】 

三笠公園(神奈川県横須賀市)


【感想】

乗艦である連合艦隊旗艦・三笠が保存されている三笠公園にて。

愛用の双眼鏡を手に立ち尽くすシンプルな銅像です。