【人物】
北条早雲(1456-1519)
北条早雲という名は本人の死後につけてもらった名前。
生前は伊勢新九郎盛時などと名乗っていた。
戦国時代に関東を席巻した後北条氏の初代。
従来、西国から流れてきた浪人が下克上により大名にのし上がったといわれてきたが、実はれっきとした室町幕府の高級官僚で、お仕事で東に来ていたということが最近の研究で判ってきている。
ただし、伊豆・相模を手に入れたのはまぎれもなく本人の才覚によるもの。
以後、後北条氏は、1590年に豊臣秀吉に滅ぼされるまで、五代に渡り小田原を本拠地として君臨することになる。
【場所】
小田原駅西口(神奈川県小田原市)
【感想】
小田原城を攻め取るときに用いたという「火牛の計」をモチーフにした像です。
牛の角にたいまつを付けて突撃する夜襲により、守備側は大混乱に陥ったそうですが、火がついた牛が走ってきたら確かに怖いです。