TOHOシネマズ六本木ヒルズ MX4D
(ネタバレ有)
今年最後の見納めは大好きな「スター・ウォーズ」シリーズ最新作。
旧3部作はさすがにリアルタイムで見れなかったものの新3部作(Ⅰ~Ⅲ)はすべて初日に見たくらい大好きな作品。
今回も早く見たいとは思っていたもののなぜか前シリーズほどのモチベーションが上がらず、結局年内ギリギリのすべりこみ。
そして人生初の4Dにて鑑賞。
いやーしかし4Dって思った以上に椅子の動きが激しい。
ということで開始3分ですぐに後悔。
薄々予感はしてたけどこれじゃ映画に集中できない。。
しかもアトラクション感覚のせいか結構声を出したりする人がいるので、ちゃんと見たい作品にはだいぶ不向き。
しかも椅子の上下振動、風とかは許容範囲だけど要所要所で背中をドンドン叩かれるのがまあまあイラッとくるw
マナーCMでも「前の席は蹴らない」と言っているくせにね。
さてさて肝心の中身については・・・やっぱり大大円で終了したシリーズは無理やり穿り返してはいけなんだなというのが率直な感想。
歴代の「スター・ウォーズ」シリーズはどれも見た後爽快な気持ちになれたのに今回はなんだかモヤモヤが止まらない。
暗い終わり方のエピソードⅢでさえ、その後にⅣ~Ⅵの旧シリーズが続くことを考えればとってもスッキリできたのに・・・
それでもハン・ソロとレイア姫の再開シーンは自然と涙が出たし、C-3POやR2-D2、チューイの登場には胸が熱くなったのは間違いないのだけど。。
今作ではハン・ソロとレイア姫の息子、カイロ・レンが祖父であるダース・ベイダーへの憧れからダークサイドに落ちていくという設定なんだけど、そもそもダークサイドに落ちる為に父であるハン・ソロを殺すという暗黒面に落ちる理由が前6作に比べてとても希薄で、今までのシリーズに比べるとなんだか急に俗っぽいというか、まるで現代の話しのよう。
しかもハン・ソロをこんな風に死なせてしまうなんて、そんなスター・ウォーズはなんかいやだ。。
それに今作のニューキャラクターもBB-8以外はこれというキャラもいなくてなんだか若干物足りないし、レンのマスクもイマイチだけど、これは次回作で進化するの??
今回ネタバレをしないように一切レビューなども見ていないけど、このままでは後2作品の興行はちょっと厳しいんじゃないのと思うのだけど、ここからがJJの腕の見せ所。