久しぶりに髪を切りに行った。

35歳までずーっと肩につかないくらいのボブだったのだけど、雑誌で見た女優の髪型があまりにも可愛くて「思い切って伸ばすかあ!」と決心して、3年。ロングヘアーを保つため頑張ってきたのだが、先日後輩の女の子にこう言われた。

「先輩って、ショートヘア顔ですよね〜」

ショートヘア顔なんて単語が今の子にはあるのか…という気持ちと薄々勘付いてはいけどやはりロングは似合わないんだという思いが確信に変わった。ケアを頑張りすぎた挙句にハイキングウォーキングのQちゃんみたいになっていたのも知ってた。

ショックではあったが、最近読んだ本に「若い子の意見は積極的に取り入れるべし!」と書いてあったので、思い切って伸ばした髪を切りに行くことになった。

気分転換にいつもとは違った美容室を予約して見た。(本当は折角伸ばしたのに!?と言われるのが嫌だった)
若い男の子で顔が福士蒼汰に似ていたのでめちゃくちゃテンションがあがった。
あと今の美容室ってタブレットで雑誌見せてくるんですね。ビビっちゃった。

「こんなに伸ばしたのに切っちゃうんですかー?」
私「ちょっと振られちゃって…」
Qちゃんにな。

バッサリ切ってなかなかスッキリした思い返せば仕事中も髪邪魔だった気がするし、ヘアケア用品の減りも遅くなるし、これでいい。これでいいのだ。

帰りに私をショート顔認定してきた後輩に会った。

「えー!!先輩髪切ったんですねー!!!」
私「そーなの、今美容室帰りなんだよ〜」


「なんかIKKOさんみたいですね!!!!」


どうしたらいいんだよ。