マキシのモンハン奮闘記 第10話

ノブコ・デラックス先輩(ノブヒコ)から闘技大会クエストに誘われて二人で行きました。

デラックス先輩は、武器(装備)を選ぶ時に凄く時間を掛けています。

『どの装備が痩せて可愛いく見えるのかしら。マキシちゃん、これどうかな?』
『僕には分かりません』
『これにしよっかなぁ♪(^^)』

係の人が小声で私に言いました。
****『おいマキシ、追加の《もどり玉》を一個500ゼニーで売ってやってもいいぞw』****

『マキシちゃんのも可愛いじゃない。(o^^o) 後ろも見せなさいよ。ほら、クルッと回って見せて♪やだぁ、鬼可愛い。このバカチンが!ははは(^^)』

こんな具合に15分くらい掛かってようやく装備が決まったようで、背伸びしてフィールドを見ると、放たれたドドガマルは待ちくたびれて寝ています。

『おーい! ドドガマルぅ。待たせてごめんねぇ』と私が声を掛けると、ギロッと睨んでイキナリ火の大玉を吹いてきました。

ズドォーン!

体力が半分以上削られた上、残りの体力も真っ赤です。背中に火が点いているので急いで前転して消火しようとしましたが、丁度握りこぶし大の石に頭をぶつけてしまい、尻を突き出したまま気絶したようです。背後から見ると両脚が左右に開いてアルファベットの【W】の字になっていたそうです。

直ぐに気が付いたんですが、私はどうやら力尽きたみたいで、おまけにウンコを漏らしてしまいました。
『どんまぁ〜い!いいのよ、いいのよ(^^)』
とデラックス先輩の声が遠くに聞こえました。

予備の白のグンゼを履き替えて、携帯食料を食べながらそぉーっとフィールドを覗くと、なんとドドガマルが二体居ます。

あ、い、いいえ!
デラックス先輩とドドガマルです。

急いでフィールドに降りてドドガマルに攻撃しました。

空振りです。

もう一度!
ガシ!やった当たった!

次の瞬間、デラックス先輩の強烈な一撃でドドガマルは生き絶えました。
クエストの成功です。

『お疲れ様でした』
『おつ〜(^^)♪』

控え室に戻ると、デラックス先輩が私の汚れたパンツに気付きました。

『……あんた、漏らしちゃったんだ』
『あ、いえ、えっと……あれは僕のじゃ』
『こいつ漏らしたよw』
と係の人が横から言いました。

『もう、やだぁ (^^)、マキシったら可愛い、欲しい、飼いたい。なんなのよぉ、このバカチンが! (^^)あははは』
『え!?あの、この事は秘密にして貰えますか?』
『そうねぇ、また闘技大会に一緒に行くなら黙っててあげてもいいわよ♪』
『ありがとうございます!また行きます!デラックス先輩!本当に本当にありがとうございます!』

でもその時、私マキシは係の人が戦闘開始から一乙までの一部始終をスマホで動画撮影していたとは知りませんでした。

Youtobeで再生回数がえらい事になっていると知ったのは、次の日の朝、後輩社員だけど、ベテランハンターのノーマンくんがメールで教えてくれた後でした。