新型コロナのCt値を35以下に下げてください。

昨今、新型コロナ第三波が拡大し、再度、緊急事態宣言が検討されています。

しかし、再び、緊急事態宣言を出せば経済への打撃ははかり知れず、年末年始は飲食店や旅行会社をはじめコロナ禍で打撃を受けた業者達の倒産ラッシュになりかねません。
現時点でも、日本の自殺者数も7月から4か月連続増加していて、10月は去年に比べ4割も増加しています。

新型コロナの陽性者の80%は無症状で、人にうつす感染力はウィルスの量にもよります。
「日本のPCR検査Ct(カットオフ)値が高すぎて感染力のほぼ無い人も患者扱いるのではないか」
という議論があります。
新型コロナのPCR検査の陽性の判断基準のCt値は各国で異なります。

PCR検査(新型コロナの場合はRT-PCR検査)とは、検体に含まれている極めて微量なウイルスの遺伝子を、2本から4本へ、4本から8本へと
複製させるサイクルを繰り返して検出可能な数にまで増幅させて陽性判定を行うものです。
ウイルスの量が多ければ、少ないサイクル数で検出出来るがき、逆にウイルスの量が少なければ、多くのサイクル数が必要になります。
何回目のサイクルで陽性と陰性を区別するかという基準がCt値です。

現在、新型コロナウイルスの判定方法について公開されている、国立感染症研究所の「病原体検出マニュアル(令和2年3月19日)」では、判定するのに必要なサイクル数を45サイクル。45サイクルとは、1本の遺伝子が理論上は35兆本となる計算です。

コロナを撲滅できたという台湾・ニュージーランドは35以下です。
逆に感染爆発しているイギリス・フランスなどCT値は高いです。最大の感染国だったスペインは9月にCT値を40→35に下げたら感染者は半減しました。

11月12日の医学誌JAMAにてイタリアのフローラ・マルツィア・リオッティ博士・ジュリア・メンキネッリ博士・シモーナ・マルケッテイ博士が発表した研究によると
「Ct値35以上の陽性陽性者の体内における新型コロナウィルス培養不可能」
とのことです。つまり、Ct値35以上の陽性者は97%は他人にうつさないことになります。
https://jamanetwork.com/journals/jamainternalmedicine/fullarticle/2773053?fbclid=IwAR06CYlsU_q3qv_6zCUqT9-WEECzJrc05Oj-os5-JnXDaYGviq-jnZIjBR4

日本もCt値を35以下に下げてください。

97%は感染リスクがない無症状者を感染者としてカウントすることで、医療崩壊が起きやすくなります。
そして、新型コロナ患者が優先され、他の病気の患者が病院に行きつらく病気が重傷化・死亡するケースもあります。
勿論、新型コロナに感染しないようにという自粛モードは経済への打撃も大きく、社会全体もギスギスしてしまいます。

また、Ct値は見直すメリットとして、本当に他者への感染リスクがある新型コロナ患者に集中出来る、というメリットもあります。
現状、PCR検査は数も制限されていて検査を待機している人達が重傷化するケースもあります。

日本政府は緊急事態宣言をするのではなく、新型コロナのCt値を35以下に下げて、その分35以下のクラスターの撲滅と集中的なPCR検査の徹底をお願いいたします。

ジャーナリスト 深月ユリア 

発信者:深月 ユリア 宛先:内閣府