大きな大きな仏様がい~~っぱい! in 壷坂寺 | 仏像はんこと難病と・・・

仏像はんこと難病と・・・

難病でもやりたいことをやる。
仏像はんこ彫っています。



さて、昨日少し触れました、念願の壺阪寺へ行ってきましたよ。




いつものように仁王さんがお出迎えしてくださいました。
が、この仁王様、ワキの当たりが割れていて中が見えちゃうのですよね。

お顔が小さくて体が大きな仁王様、下から見上げるとさらに顔が小さく見えて
現代人みたいです。(笑)

仁王様の前には、仁王様の履物が。


次男も履いてみましたよ。
お寺によく大きな大きなわらじがかけてあるのは見ますが、
仁王様の履物はあまり見かけないような・・・

大きいですねぇ。

さて、仁王門をくぐり抜けて最初にお会いしたのが
こちら。


真ん中が大釈迦如来石像です。
身丈10mもあるそうな。 台座5m・・・

御前立は 
十一面千手観音菩薩様と
普賢菩薩様と文殊菩薩様。

うん。かっこええです。

インドでの奉仕活動のご縁から始まった
国際交流・石彫事業の一環で、製作されたそうです。

よく見ると普賢菩薩様の獅子の鼻の穴に・・・

 

ここに小銭を入れるのはちょっと・・・(笑)

なんかねぇ・・・

他にも、新しく石像が造られている途中でしたよ。

 

十一面観音さまですねぇ・・・

素敵なお顔をされていました。

灌頂(かんじょう)堂の前には
 

仏足石ですよ。

仏像はんこを彫り始めたころ、仏足石を彫りました。

あの頃は仏様がとても遠い存在で、
仏様を彫っても良いのか悩んだ時期でもありましたね。

ふふふ。

そうそう、灌頂って儀式、一般の人にも見ることは出来るのですかね。
一度見てみたいな~なんて、思います。

さて、どんどん進みましょう。

 

この石、お寺めぐりをされている方はご存知でしょうけど。

国歌に出てくるさざれ石です。

最近さざれ石を見る機会が多く、色んな大きさのさざれ石を見ました。

さざれ石は元々は小さな石で、それが塊になって大きくなるまでの過程を
「巌となりて~!」と歌っているそうです。

国歌に出てくる「さざれ石の巌となりて」は
長い長い年月を比喩しているそうです。

 

千手観音様。
奉納されたんですねぇ。
すごいなぁ。



壷阪寺の画像でよく見る場所。
ずっとこの鬼さんたちに会いたかったんですよ。
可愛いじゃないですか。

なんとも愛嬌のある・・・
魔除け橋だって。

向かいには

 

メガネが。
合掌してメガネの中をくぐるんですって。

愛子一家、揃って目が悪いので、メガネには大変お世話になってます。

ありがたや~~!と合掌してくぐりました。

そうそう、メガネ供養観音さまもおられましたよ。


そして。

 
 
ここも訪れたかった念願のお里と沢市の像。

夫婦愛のお話といいますか・・・
壺阪霊験記ですねぇ。

子供たちは
「なんか、怖いなぁ・・・」と言ってましたけど・・・

私は
「ちょっと、ちょっとちょっと」
って ザ・たっち のギャグを思い出してしまいました。

この手はどうも違和感があります。(笑)

ええ話やのに、すみません。


本尊の千手観音様にお会いしてほっこりして・・・

仏伝図レリーフをゆっくり見て歩きました。



お釈迦様がお生まれになる言い伝えから始まって、涅槃までを
見ることができます。

私は結構このレリーフにはまりました。

そしてそして・・・

 

大釈迦如来様の後頭部を拝んだあと、
天竺へ。

 

これが天竺への門です。

さて、天竺はどんなところかな~~~(笑)