土曜日にNHK BSで再放送の「母の待つ里」の1・2話を見ました。
来週が後半の3・4話で終わりになります。
母を含めた「ふるさと」をレンタルするというのか、疑似体験する高額サービスという設定のドラマです。
ロケ地は遠野物語の遠野です。
私は、遠野に友人と旅行に行ったこともあり、柳田邦男の「遠野物語」や井上ひさしの新釈遠野物語も確か読んだ記憶です。
父が岩手出身(平泉)なので、岩手は懐かしく、祖母が仙台でしたので、訛りに共通点も多かったので、すごく懐かしかったです。
母役は宮本信子さんで、さすがだったですね。
1~3話は主役が交代で、中井貴一さん、佐々木蔵之介さん、松嶋菜々子さんと安定感のある俳優さんで、良かったです。
来週も録画して楽しみです。
あらすじですでに見たのですが、最終話は、母が亡くなったということで、母の真実を知ることになります。
東日本大震災の話も出てくるそうなので、東北出身者には非常に感慨深いドラマだと思います。
土曜日は、この他に「終わりに見た街」(大泉洋主演;原作 山田太一)も見ました。
現代から戦時中にタイムスリップする話でしたが、最後が救われないダークな終わりでした。
脚本が宮藤官九郎なのに、笑えない。。
重たかったですね。
未来が変わってしまう、ということだったでしょうか(戦争が続いている未来に主人公が最後戻ってしまう、悲惨な未来を見て終わる感じ)。
ドラマの最後はすっきりしたかったけど、難しいですね。