66冊目

「どこかでベートーヴェン」中山七里(宝島社)



ニュースでかつての級友・岬洋介の名を聞いた鷹村亮は、当時起きた殺人事件のことを思い出す。 
岐阜県立加茂北高校音楽科の面々は、九月に行われる発表会に向け、夏休みも校内での練習に励んでいた。 その時、豪雨によって土砂崩れが発生し、一同は校内に閉じ込められてしまう。 
そんななか、クラスの問題児・岩倉が何者かに殺害される。 警察に疑いをかけられた岬は自らの嫌疑を晴らすため、素人探偵さながら、独自に調査を開始する。 
岬洋介、はじめての事件! 『このミステリーがすごい! 』大賞シリーズ』



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岬洋介最初の事件。

演奏シーンの表現がすごくて、音楽聴きながら読みたくなる。
こんな風に音楽聴けたら幸せだなぁと思った。

それにしてもなかなか重いテーマなような。
才能のある者とない者。
才能ある者に対する恐れや嫉妬、羨望。

岬に対するクラスメートたちの対応が、読んでて胸糞悪いーーーー!!!!