ピュアな心を取り戻す | 物流応援団長山田泰壮の元氣が出る話

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物流応援団長山田泰壮が経営者・リーダーにお届けする元氣が出るブログ

親愛なる皆さん
おはようございます。

一昨日と昨日の二日間は、K社さんへ出向いての社員研修。
毎月一度、2月から始まった全8講座の研修も今回で6講座目、
残り2回となりました。
今回は、今月入社した新入社員2名に、半年間学んできた
先輩社員の皆さんと足並みを揃えてもらう為に補講を行い
ました。半年間を3時間で埋めるのは大変でしたが、
非常に感度と呑み込みの良いお二人で、補講終了時には、
「運送業界の中でもこうやって熱心に社員教育に力を
入れてくれる会社でよかった」とか、「俄然やる気が出て
きた」と非常に前向きなコメントを発してくれました。
お陰様で、その後に行なった6回目の講座に参加しましたが、
違和感なく、先輩社員に溶け込み、学ばれました。
K社さんの社員の皆さんは若い方が多く、
また、羨ましいほど、素直で純粋なパーソナリティ。
業務終了後でお疲れであるにも関わらず、愚痴一つなく、
研修時間は全員前向きな受講姿勢で、研修課題にも
前向きに、ひたむきに取り組んでいます。
観ていて、とてもピュアな感じがする。
各地で各立場(経営者向け、幹部向け、管理職向け、
一般社員向け)の研修を行いますが、受講態度は概して
一般社員の方が素直でひたむき、役職階層が上へいくほど
不真面目というか、擦れている感じがする。
役職、立場が偉くなればなるほど、経験や知識の数が増え、
御託、屁理屈、能書きが多く、出来ない理由が先に立ち、
なかなか動こうとしない。
それに加えて傲慢で態度の悪い人も概して偉い人だ。
衣食足りて礼節を知る という言葉はあるが、
私は、衣食足りても礼節を忘れるな!と、変えたい。
でも、これら強がる態度、偉ぶる態度は、
実は恐れや劣等感、保身からきている場合が多いことが、
よくよく観察していると観えてくる。
過去に失敗や屈辱の体験をしているために、
二度とそうなるまいと頑なに自分を守ろうとする心理、
俺は分かっている、強い、偉いを誇示することによる
保身に他ならない。
勉強するとは、
経験体験を通じ知識や理論を身に着けることもそうだが、
経験体験を通じ身に着けてしまった傲慢さや恐れを取っ払うこと
ピュアな心や素直さを取り戻すこと、そんな気がする。

今日も一日良い日に致します。
物流応援され団長・山田 押忍!