アジア紀行 ~タイ・バンコク~ | 物流応援団長山田泰壮の元氣が出る話

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物流応援団長山田泰壮が経営者・リーダーにお届けする元氣が出るブログ

親愛なる皆様
おはようございます。

タイ・バンコクの朝です

長年親しくしているダイセーエブリー24の田中社長の
お声がけで初めてのタイ。
どうせならと、「こういう人会いたい」
「こういうことが知りたい」と事前要望していたことを
ほぼ全て叶えて下さり、大勢の方々とアポイントを
とってくれていました。
昨日は、トラックディーラー、保険会社、ボディーメーカー、
物流企業、大学教授と現地の日系企業の経営者、他の方々とお会いし、
タイのトラック業界事情、トラック交通事情、事故発生状況、
教育事情等々、沢山の情報を仕入れることができました。

今後、物流応援団の教育事業がどう展開していくのか否かは
未知でありますが、想像やイメージは、
勝手にどんどん拡がっていきます。

しかし、短時間で簡単に成せることではないことは容易に
理解できます。
何故ならば、現地日系企業の方々のお話しや、移動中に観る
道路交通事情からも、国民性や風習、文化、国の法律やシステムが
日本とはまるで違うことが分かるからであります。

車線が有って無い、割り込みや信号無視、車行き交う幹線道路を
縦横無尽に行き交う歩行者、3人乗り4人乗りのバイクが猛スピードで
車の横をすり抜ける・・・これらが日常茶飯事、普通の光景。
進出している日系企業では現地での車の運転を禁止している
ところも少なくない。 そんな状況だから、やはり事故も起きるわけだが
よほどの事故以外は、警察に届けず、当事者同士と保険屋同士で
話しをつける。結果は100:0か0:100か5:5の三つに一つしか無い。
そして何よりも保険未加入者が60%というから驚きであります。
驚きの事情はまだまだありますが、とりあえこれくらいにしておいて・・・

改めて日本という国を思います。
ルールや法律に従い守られ働き暮らす日本、
ルール法律よりも自分の意思を優先し行動するかの如くタイ。
戦後、政策的に中流階級層を構築してきた日本、
未だ貧富の格差激しいタイ。

これは決して、どちらが良いとか悪いとかいう視座ではなく、
暮らし易さや安心という視点では日本は素晴しい、
しかし、逞しさ生きる力という視点で観た時には明らかに
タイの人達だろうと私は感じる。

仕事、ビジネスから話しが逸れてしまったが、
残り3日間大いに学び、仲間作って参ります。
渡航して未だ2日だが、私の感度計の針が、
ビンビン反応しています。

今日は、現場視察の後、午後にはタイを後にし、
マレーシアへ向けてフライトです。

今日も一日良い日になります。

物流応援され団長・山田 押忍!