西日本での豪雨被害が想像以上のものとなり、ただただ驚き悲しんでおります。

行方不明の方が、少しでも多く救助され、命が助かりますよう願っております。

そして、亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈りします。

 

 

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今日はちょっと語りが長いです。

 

先日、あるブログを紹介ツイートしたのだけど、その時に

 

「本当は気づいていたのに、ファンなのだから何でも前向きに捉えようと、気づかないふりしてた。彼のことを見ているつもりで見ていなかったのかも知れない。ファンとして何をすべきで、何をすべきでないのか。復帰をただ喜ぶだけでなく、考えませんか?」

 

と字数制限ぎりぎりのコメントつけてツイートして、他人のブログだとか書かなかったので、もしかしたら私のブログと勘違いした方いたかも、と思うので、改めてリンク貼ります。こちらはかんださんのアメブロです。
(その後も冬眠から覚めた熊のようにブログ更新されています)

https://ameblo.jp/knd0616/entry-12388523635.html

 

そのツイートで、わしが「ファンとして何をすべきで、何をすべきでないのか。復帰をただ喜ぶだけでなく、考えませんか?」とか思わせぶりに書いたのは、上記ブログ記事のこちらの記述に同意したからです。

 

だったら、私があの地獄の2013-2014をやりなおしたっていいじゃない。
周りの声に左右されない。
嫌味や意地悪や印象操作の記事に踊らされない
他の選手の動向にいちいち目くじらを立てない
応援する、ひたすら応援だけする

 

つまり、あのシーズン、わしらの多くが「周りの声に左右されて、嫌味や意地悪や印象操作の記事に踊らされて、他の選手の動向にいちいち目くじらを立てていた」のは確か。
そして気を付けないと、またその二の舞を踏むのではないかと思うのです。


彼の当面の目標である全日本まで、わしらに残された時間は約半年。ああ、もうたったの半年ですよ。

 

で、ここで、こういうのを取り上げるのは最初で最後にしたいんですが、あえて、「印象操作の記事に踊らされる」ということがどういうことか、タイムリーな記事をいくつか例に挙げます。


手裏剣


7/4 デイリー新潮 高橋大輔、現役復帰の“スポットライト症候群” 羽生に敬意
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180704-00544874-shincho-spo

 

これを見たとき、大ちゃんファンは不穏な気分になりましたよね。わしも最初はそうでしたが、なんでこの記事が出てきたのだろうと分析したんです。大ちゃんの現役復帰発表時のマスコミの反応って、ファンが嬉しくなるくらい、応援してるって感じだったし、世間の反応もよかったじゃないですか。
でも、当然面白くない人たちもいるわけですよ。アンチとあまのじゃく。思ったのは、デイリー新潮はそこをターゲットにしたわけです。羽生ファンはきっと面白くないはずだと。他の媒体が歓迎ムードなら、ここで下げ記事出して彼らを喜ばそうと。まあ、この程度で羽生君のファンが満足したかどうかはわかりませんが。

要はこれって、単純に「マーケットのニーズを読んだ」いうことだと思います。特に週刊誌系は後出しジャンケンが多いので、日刊紙やらTVがどう報道したかをみて、逆を行ったり、あるいはもっと強調したり、極端に走りがちだと思うんです。電車の中釣り広告見ても、けっこうえげつないやないですか。平気で存在しない「関係者」談創作したりね。


だから、デイリー新潮にとっては平常運転。そしてこういう不愉快な記事は、ニーズがある以上、他紙からも今後どんどん出てくるかもしれない、と嫌な予感がしました。

 

 

そして早速、昨日、こんなネット記事が上がってきた。

 

7/9 AERA 現役復帰の高橋大輔は「困った系ハンサム」で羽生結弦より上?
https://dot.asahi.com/dot/2018070800013.html

 

今度のターゲットは、わしら大ちゃんファンのようです。というか、ターゲットわしらのように見せかけたー、上での、羽生君ファンを煽る記事です。今、羽生君ファンは、ワイドナショーでの小塚君のコメントに噛み付いて、彼のインスタに突撃するのに忙しいようで(デニス・テンの二の舞か)、このAERA記事に気づいてくれなければいいけどな、と思いつつ、すでにSNSで怒りの更新しとるでしょうな。

 

 

で、息をつく間もなく、こんどは魂胆丸見えの記事がこちら。

 

7/9 NEWSポストセブン 羽生結弦、国民栄誉賞会見でNG質問だった高橋大輔との関係
https://www.news-postseven.com/archives/20180709_716869.html

 

わしは羽生君ファンをフォローしてないし、今更罵詈雑言が書かれているであろうブログにしろツイッターにしろ、検索してまで確認する気はありませんが、大ちゃんファンの何人かが反応しているのはいくつか見かけたので、ま、あちらもそれなりに反応なさってると推察します。

 

この記事の中で「日本スケート連盟関係者からの要望で記者団に“高橋大輔さんの件についての質問はNGです”というアナウンスがあった」から始まって、「ルール改正で。。羽生の圧勝とは言えない」と素人煽りをいれた上で「“直接対決”が待ち遠しい。」で終わるっていう。
つまり、彼らは直接対決をさせたくてたまらないらしく、待ち遠しすぎて、紙面で煽って、ファン同士を対決させて、それをまた記事にしたいわけです。
(日本スケート連盟関係者からの要望とありますが、ま、十中八九羽生君サイドからの要望でしょうな。おそらく城田さん?ちゃんとまともなマネジメントついてれば、ここで「またお互いに戦えるのを楽しみにしています」とか思ってなくても笑顔で言わせたはずです。そしたら確実に彼の株は上がったのに。)

 

確かに羽生君の圧勝ではないかもしれませんが、その場合のライバルは宇野昌磨君です。わしらファンも、本人も、大ちゃんがその二人に割って入るなど、今の段階で到底思っていませんよ。
「ジャンプ以外の要素にもつく出来栄え点(GOE)は7段階から11段階に拡大」するといっても、大きな要素は依然ジャンプです。それに「高橋の表現力は世界的に評価が高く」とありますが、これはPCSのことでGOEのことではありませんし、しかもPCSが今世界一高いのは羽生君です。つまり、この記事は、「“羽生が圧勝”とはいいきれない」理由に大ちゃん絡めたいために適当に書いているだけです。

 

現実的に考えて、ジャンプ構成で劣る大ちゃんの点数はそれほど高くはないと思います。今回のスケート連盟の対応からもわかるように、彼らは羽生君に対し、まるで腫れものを触るように気を使っている。そんな気を使っている連盟の意図を十分に受けているであろう国内ジャッジが、羽生君を裏切るわけがない。
なおかつ、これまでの国際試合で、PCSというのが必ずしも観客の感じる表現力とは比例しないことは証明されているので、例え大ちゃんの演技が観客の心を捉えて圧倒的なものだったとしても、その印象のままPCSに反映されるとは到底思えない。
大ちゃんの現役復帰は今のところ長く続くものではなく、将来的に国際試合での貢献は見込めないので、おそらく連盟側は大ちゃんを冷遇すると思います。(既にそれはなんとなく感じてますよね)
そしてそれは大ちゃんもわかった上で復帰したはずです。

 

だから、羽生君ファンはこういった記事を相手にする必要ないんです。

 

似たような記事は、今後もおそらく続くと思います。
マスコミ的には羽生VS宇野よりも、羽生VS高橋のほうが対立を煽りやすく、ネタになる。そういう記事は、必ずタイトルに、「高橋」「羽生」の二文字を入れると思います。上の3記事全部そうでしょ。それがアクセス跳ね上がるし、読者も引っかかるコツなんです。

 

手裏剣

 

これが、大ちゃんの以前の現役の頃だったら、ファンもまともに対立に乗っかってたかもしれない。でも今回の彼の現役のスタンスは当時とは全く違う。
羽生君に勝つためでも、昌磨君に勝つためでもなく、「すでに一度引退した、年齢も32と選手としては不利なフィギュアスケーター」として再登場して、恥をかくのは承知で、この舞台を借りに来たのです。
そしてわしらファンもそれをよくわかっている。はず。でも油断すると、ついつい反応したくなる。

 

だから、高橋大輔を応援するのなら、意識的に、彼だけに集中したいと思う。
例えば、羽生君がどこぞの試合でPCSオール10点とかもらったとしても、もうどうでもいい。なぜなら、それは高橋大輔を応援する上では全く関係のないことだから。普通にスケオタとして試合を追ってしまうと、どうしても羽生君の得点に不合理さを感じてしまう。でも、今はスケオタになっている時間はない。輔オタで精一杯。

また、他のスケーターが誰褒めたとか、解説者がどう言ったとか、どこぞの記者がこう書いたとか、有名人がああ言ったとか、そんなんどうでもええ。考え方ひとそれぞれ。

 

なので、現役復帰した彼を本気で応援するつもりなら、その間は、ほかの選手も、彼らのファンも、とりまく周りの人たちも、すべて「舞台背景」だと考える。写真でいうところの、フォーカスです。オート機能でなかなかフォーカスできないなら、マニュアルに変えて、無理矢理にでもフォーカスする。高橋大輔だけにピントを合わせ、他はすべてぼかすのです。


手裏剣


「4年間のブランクは相当のものだと思うので、6カ月の間でやれることを精いっぱいやっていきたい」

「30歳でもこれだけ成長できるんだよ!という姿を、12月(の全日本選手権)が終わった時に見せられるようなスケーターにはなっていたいかなって思います」

 

勿論、大ちゃんは試合に出るのに最初から負けるつもりでいるわけではなく、その時のベストを出して勝ちにいくはず。その姿こそを楽しみにしている。

 

そして、彼のふるさと岡山の方々も、彼のそんな姿を楽しみにしていると思います。

 

髙橋大輔さんが現役復帰を表明! 囲み会見を全文リポート【前編】
http://www.tvguide.or.jp/feature/kissandcry/20180704/01.html
髙橋大輔さんが現役復帰を表明! 囲み会見を全文リポート【後編】
http://www.tvguide.or.jp/feature/kissandcry/20180705/01.html

 

 

もう見れないと思っていた、競技の世界の高橋大輔。
よもや、今頃彼からこういう大きな贈り物をもらうとは思わなかった。その贈り物を、今度こそ失わないようにしたい。


ファンはただただ、ありのままの彼を応援すればいいことを肝に銘じて。

 

 

 

 

 

できる人ができることから。

 

■ふるさとチョイス 災害支援 7月豪雨
https://www.furusato-tax.jp/saigai/filter?category_id[]=934&page=1

■平成30年7月豪雨緊急災害支援募金(Yahoo!基金)
https://donation.yahoo.co.jp/detail/1630036/

■LINE公式 平成30年7月豪雨災害の被災者支援への寄付
http://official-blog.line.me/ja/archives/76266400.html

■その他ボランティア・義援金受付(日本赤十字社など)
https://www.asahi.com/articles/ASL795QPCL79PTIL040.html
https://spicy-mint.com/2018/07/10/japanwest_rain_bokin/