(その2)神様にお客様を紹介してもらう方法 ~共通点は、神様の紹介状である、というお話 | 霊視鑑定ブログ〜人生を愛と幸せに満たすために

霊視鑑定ブログ〜人生を愛と幸せに満たすために

人生は楽しむためにある。
ブロックを外して、生きやすい世界を目指します。
LINEチャット専門占い師(対面も通話も可能です)。


私の右手から出るシヴァ神の炎。
青白く、シヴァ神が踊っています。
これからは解放の炎、と呼びます。



傷つけた者を心のナイフで反撃する人、
ナイフネキ(ネキとは、姉貴の略です)を解放の炎で焼きます。

焼いたところで、ナイフネキの人生が、どう変わるかは、知りませんし、興味ないです。

「ここはまず、二手に分かれよう」なのです。
ナイフネキは、ナイフで刺すルートを、
私は刺さなくても大丈夫なルートを選びます。

焼き尽くすと、綺麗なナイフネキが見えてきました。
銀色で、半透明の魂が見えます。
「話を聞いてくれなかった……」と泣いています。
話し合えば分かるのに、分かってもらえないから、刺すしかない。
心がすぐに通じれば、刺さなくても良さそうです。
弱さの表れでした。
守るべき優しさの象徴でした。

ダメ出しネキを燃やしてみます。
綺麗なダメ出しネキが苦しんでいます。
「本当はこうなのに……どうせ分かってくれない」
自分に厳しすぎます。

ここで気づきました。

ナイフネキとダメ出しネキの共通点が見えました。

本当に伝えたいことがあるのに、誰かが分かってもらえません。
諦めて、絶望に打ちひしがれて、相手を刺すか、ダメ出しをするかしかありません。

でも、それって、私自身のことなのでした。

ダブルネキは、私の鏡だったのです。

「話を聞いてくれなかった……」と泣いている私の心を呼び出して、
静かにヒーリングをします。

心が落ち着きました。

とはいえ、イベントでの「客来ねえ」状態は続きます。
ナイフネキとダメ出しネキの問題は解決しても、この問題に、悩まされます。


お昼です。
それでもお客さんが来ません。
来場者数そのものが少なく、すべてスルーです。

サイババに「お客さんを連れてきてください」と頼みました。
「もう来ているぞ」
と言われました。



周りを見渡しますが、それらしき人は見えません。

心が折れそうです。
サイババのマンディールのYouTubeライブを聞きながら、瞑想をします。
焦る自分を落ち着かせます。
自分を愛で満たします。

ただ、自分の中で愛を感じます。


占い師の館で働いていた頃を思い返します。
50代くらいの女性が古い写真を持ってきました。
若い男性が写っています。
学生時代の恋人と復縁できるか聞かれました。

復縁できない、と応えたら怒ってお店に苦情の電話が行きました。

じゃあどうすれば良かったの? と思うところですが、
「さあ、この者の傷を癒やせるか? お前と同じ傷を持っているぞ?」
共通点のある人を、神様は、お客様として紹介してくれているのです。

心当たりがあります。

社交ダンスのK子ちゃんです。
「一人で頑張ってね」と踊ってくれません。
私が身を退くと「浮気している」と周りに言いふらされます。
別に恋愛感情はありませんでしたけど、
選択肢どちらを選んでも、「死」しかありませんでした。

今、思い出しても辛いです。
「アナタが踊りたくないときは、私は一人で練習していていいかな?」
とでも言って、黙々と練習をすれば良い話なんですが。

K子ちゃんを解放の炎で焼きます。
綺麗なK子ちゃんが出てきて、「私には愛される価値がない」と出ました。

私にもそんな思い込みがあります。

解放の炎で焼くと、写真女性の純粋な部分だけが残ります。
「助けてほしい」「救って欲しい」という魂の声が聞こえました。
鑑定結果を伝えるのではなく、お客様にヒーリングをするべきでした。

心の癒やしを求めていたのです。

当時はヒーリングの仕方を知らなかったので、
写真女性には申し訳のないことをしました。

ダメ出しネキやナイフネキのように、この方を攻撃していたところがあります。
攻撃するのは、どうしていいのか分からないからです。
自分は悪くない、と思っていました。

写真女性が、占い師さんを探している映像が見えました。
自分の傷を癒してくれる、占い師さんです。
向かい合わせの鏡のように、同じ傷を持った人同士でもあります。

自分の傷が癒されるまで、探し続けます。

ゴールのない双六をしているようなものです。
止まったマスにぴったりの占い師さんがいて、癒すことができれば、次のステージに行ける、という仕組みです。

そういえば、一時期、とくにこのブログを始める前後に、復縁希望、という方がお見えになりました。
最近ここ数年はお会いできていません。
私の中で、過去のことにこだわる癖が清算ができた、癒されたのだと思います。
完璧とは思いませんが、だいぶ元気になりました。


「……大丈夫ですか?」

瞑想が終わると、お客様が立っていました。

すぐさまイヤホンを片付けて、取りかかります。

お客様は、現状、ナイフネキやダメ出しネキをも上回る人たちに囲まれています。

「こりゃあ大変だ……」

周囲には敵しかいない感じです。
嫉妬や妬み、八つ当たりの対象になっています。

私以上に大変な境遇の方でした。

自分と境遇が似ている人を、お客様として神様が紹介してくれるのです。
お客様も、自分の傷を癒してくれる占い師さんを神様から紹介されているのです。

「癒やせるのか?」
神様の声が聞こえます。

30分のコースでした。
状況を霊視し、ヒーリングを行いました。

ヒーリングすると、お客様から一筋の涙が出ました。
これまでの苦しみを洗い流す、綺麗な涙でした。

浄化されています。

向こう1年の状況を一ヶ月ごとに見ていきます。

あと5分ほど残っています。

解放の炎をやってみたくなりました。

「私の手の上で青白い炎が燃え上がっています。
 嫌な人をこの炎に投げ込んでください」

解放の炎を手に展開し、手を載せていただきます。

「ぜんぶ、焼きました」

とご報告がありましたが、焼きが足りません。

「皆さんの悪いところが全部焼けて、純粋な魂だけが残るまで焼き続けてください」

続けて焼きます。

サイババの顔を思い浮かべます。
「オーム シヴァーイ オーム シヴァイ シャンボーシャンカラ オームシヴァーイ」



口から勝手に、シヴァ神のバジャン(賛美歌)が出てきます。




炎がますます燃え上がります。

「苦しみも悲しみも、ここに置いていってください」

私の口から、私でない人の言葉が出ました。

サイババの言葉です。

サイババのマンディール(神殿)には、サイババからのメッセージが書かれています。

その言葉が私の口から出たのでした。

「はい……」

お客様のお声が聞こえます。

ですが、サイババの言葉は、私にとっても必要な言葉なのでした。

嫌な人、やたらと気になる人、それらは全部、
自分と同じ傷をもった人たち自分を映し出す鏡でした。

同じように苦しんでいるのです。

ムッとする、反応するとは、一緒になって苦しんでいるのと同じです。

でしたら、解放の炎で焼いて、その苦しみの中身を見てみれば良いのです。

獣性は炎で焼くと灰になりますが、神性は焼かれることはありません。

相手の神聖な部分のみ、神性のみを抽出して、自分に当てはめることです。

閃きました。

そこに、内観をスタートするきっかけになります。

内観の目的は、自分の心を癒すことにあります。

いきなりお客さんを捕まえて「さあ、内観をやってください」と言っても怒られるだけです。
兄にやったら、拒否されました。

ですから、まず嫌な人を教えてもらいます。

自分のことになるとシーンと黙る人でも、
嫌な人の話だったら、スラスラとお話をしてくれます。

解放の炎で、嫌な人の獣性を取り外してみることです。
共通点があることを示します。

嫌な人の話をしているようで、
実は相談者様のことをお話ししているのです。
そして、私自身の問題でもあるのです。

私自身が私自身の傷を癒せば、
自然と相談者様が癒され、
相談者様にとって嫌な人も癒されます。

「お客様が来ないじゃなくて、
 自分にとってふさわしい人だけが来てくれてるんじゃないの?」

と、気づきました。

「焼き終えたら、たいしたことないと分かってきました」
お客様がスッキリとされたお顔をされています。

「たとえ嫌な環境であっても、ブレないご自分をつくるようことを示されています。
 私もお客さんが来なくて、ブレまくっていましたが、
 自分軸を失わないように瞑想をしていました」
と、冗談を言ったら、

「見てましたよ。ずっと気になっていました」

その方は、私の向こう岸に座っていた出店者さんだったのでした。

つづく