大学に入ってから、突然、数学が苦手になってしまった娘。
最近あったテストで、自分でも驚くほど悪い点数を取ってしまったらしい。
娘の今の友達は、高校で卒業生総代を務めた成績最優秀者ばかり。
高校の頃、娘はそんな素敵なカテゴリーには全く入っていなかったが、それでも成績はそこそこ良い方だった。
今回のとんでもない点数を見て、相当なショックを受けた娘。
娘の学校には、学部別のアドバイス・チームというのがあるが、先日、そのチーム内のアドバイザーに相談に行ってきたという。
娘が会ったアドバイザーは、50代くらいの女性。
とても優しく接してくれ、これから娘ができることについて、真剣にアドバイスをしてくれたと。
娘の落ち込み度が相当なものだったのだろうか?
アドバイスの後、「寮の生活で困っていることはない?」と聞かれた娘。
洗濯の際は、
こんな↑洗剤を使っているのだが、洗濯後、服を乾燥機に入れる時、洗剤から出るビニールのくずも一緒に入れてしまい、それが熱で溶けて服に着き、服をダメにした失敗談を話したという。
するとアドバイザーさん、
「私もよくやるのよ~。
失敗があったとしても、ちゃんと自分で洗濯をしている貴方は、本当に偉い!」
続いて、先日、風邪をひいて熱を出し、本当に自分は死んでしまうんじゃないか?と思ったという話も追加。
すると、
「そんな辛い経験をしたのに、それでも頑張ってる貴方は、本当に素晴らしい!」
アドバイザーさんと話した後、娘が言う。
「アドバイザーさん、私の気持ち、すごく理解してくれた、、、、、、
お母さんと違って。」
アメリカの子育ての基本は、「子供を褒め倒す」。
高校生の頃、娘が言っていた。
白人のお友達がテストで80点取ると、親は「グッジョブ!」と言う。
が、我が家の場合、90点取ってくると言われる言葉、、、、、、
「何故100点取れなかったの?」
確かに私は、あまり娘を褒めないかもしれない。
それにしても、大学生が洗濯しただけで褒められるって?
日本で生まれ育った私と、アメリカで育った娘のギャップを感じる・・・・。