男はゆっくり父になる | 「声と言葉で世界を拓く」〜自分の響きを存分に奏でて生きたい人を応援するコーチ、中村公子の公式ブログ

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声と言葉で自分を開く、世界を拓く〜自分の持って生まれた響きで世界と関わりたい人のためのコーチ、中村公子の日々の手帳

 

 

 

昔、
男は火星人、女は金星人…
みたいなタイトルの本を読んだことがあります。



「お互い、そう思っておけば腹は立たないよ」


と。
ざっくり言うと、そういう趣旨の本だったなと。



どうして、これを思い出したかというと、
「男と女って、本当に違うんだ」

と、しみじみ感じた瞬間があったからなのです。
具体的に言うと、
知人が「男が父になる過程(笑)」を話すのを聞いた時。



知人。
新生児(我が子)を見て一番に思ったことは、
「あ…歯、ないんだ」。
(そこですか!)


そして、
「ああ、自分の子どもだ~」としみじみ実感したのは
赤ちゃんに反応が出てきて、自分に笑いかけてくれた時。
それまでは、案外、実は、やや、なじめなかった、と。
そうだったんですね♪




男性は、ゆっくりゆっくりお父さんになってゆく。

自分の中の「若者」の部分なんかに、
じりじりと折り合いをつけながら、
それに代わる、あふれんばかりの豊かな世界に、
ゆっくりと身を浸してゆく。
(まるで、ちょっと熱めの温泉に浸かる人みたい?)

そのプロセスが、よく伝わってき。


同時に実感したのは、
子どもが生まれた瞬間から「母」になる、
女性のその「大変さ」を、
本当の意味で、男性はなかなか実感できない、

そして、女性にも、
男性の「父になっていく」過程の
「とまどい」「不安」は、本当の意味ではわからない。




身体が違う。脳も違う。
育った環境も違うわけで、
まあそうだろうなあ、としみじみ思ったわけなのでした。


(このお話を「男性は」「女性は」と一般化してもいいのかな?
とも思っているのですが、知人が「周りの男友達もそんな感じで…」
と言っていたので、
まあ、そこはざっくりとしたかんじでお読みください^^)





さて。
わたしたちのコミュニケーションに齟齬が起るとき。
平たく言うと、相手のやることにいちいち腹が立ったりするとき。



わたしたちの中には、
「(この場面では、この状況では、役割上…)
当然、相手はこうあるべき」



という自分の中の「マイルール」「前提」が発動しています。
それに相手が合っていないと一言「言ってやりたく」なったりする。
自分が正しい。自分のルールに従え、と。




知人は今、
きっと、どこの夫婦にもきっとある、日々の「山と谷」を越え、
「お互いの前提の溝を埋める」

ということをはじめています。
丁寧に。
言葉にし、擦りあわせる地道な作業。



その姿からは、
目の前の奥さんを
「母」「妻」という一括りのもの、ではなく



「この個性を持った一個の人」



として見ようとする、
その「覚悟」がしっかりと伝わってきます。


日々、普通に過ごしていると、雲霞(うんか)のごとく湧いてくる


母親なら…
妻なら…
子どもなら…
「こうやって(これが出来て)当たり前」


といった、
知人の中にあった
(誰の中にも普通にある)
透明な、空氣のような「前提」。



それを
自分のものはいざしらず、
相手のものにも意識を向ける。
そして、
取り出して二人のテーブルの上に乗せる。
…すごいなあ、と思います。




何より、
上手くいってもいかなくても、
たまには「キツいなあ…」と思っても。

必ず「そこ」に戻ってきて、
倦まずたゆまずゆっくりと「自分たちにとってのベスト」
を探し続ける、
その姿勢そのものを、本当に尊い姿に思います。




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次回は(氣が向けば)
「こういうときの感情とのつきあい方」

を、書いてみたく。
聞くと、知人も同じようなことをしているようで。
上手くいく人は、やはり
本質的なやり方にたどり着くんだなあと思ったことです。

 

 

 





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