私は1月20日辺りから2月末まで、原因不明の皮膚炎に悩まされていました。最初は股と脇に湿疹と赤みが発症し、そして夜もまともに眠ることができなくないぐらいの痒みに襲われました。

 

2月初め辺りから全身に広がりだし、一週間の睡眠時間が20時間を切るようになりました。ほとほと困った私は、病院を3件ほど周り、2つの病院から「脂漏性皮膚炎」とハッキリと言われました(もう一つは、「汗が原因じゃないか」と言っていましたが、脂漏性皮膚炎を指していたのかはわかりません)。

 

ネットでも調べたところ、確かに脂漏性皮膚炎の症状と似ています。ただ1点大きく違うのは、多くは顔や頭皮に出ますが、私の場合、顔以外の体全体に出たという点です(そういうパターンはあるそうです)。

 

 

 

 

病名がわかって私はホッとしました。「これで問題解決できる」と思ったからです(コンサルもしているので問題解決は得意です)。

 

医師からは、「脂質を抑えるように」と言われましたが、私は帰ってからすぐに脂質とタンパク質を主に摂る食事に切り替えました。なぜなら、私は脂漏性皮膚炎の原因は、お米、正確に言うと「糖質」にあると踏んだからです。

 

 

皮膚は腸の状態を表わす
腸は、食事で作られる

脂漏性皮膚炎は、皮膚にいる常在菌が原因とされています。でも、この菌は今までもいましたし、それまで発症しなかったわけです。ということは、私の皮膚の問題である可能性が高いと考えました。そして、皮膚は腸内環境の影響が表出する部分です。つまり、考えられる原因は「食事」にあります。

 

私は元々お米を食べるほうではありません。しかし、12月から仕事の関係でお米を1日3食食べるようになりました。「これは米が原因だ!」と判断し、先程の述べた断糖+脂質とタンパク質を多く摂る食事に切り替えたのです。食事を切り替えてから10日ほどしたら、みるみると赤みと湿疹が引いていき、約1ヶ月半で完全完治に至りました。

 

 

糖質は毒だと知れ

「糖質は毒だ」と以前から思っていましたが、今回まさにその毒の強さを身を持って体験したわけです。ちなみに、玄米も毒です。お米の仕事をする中で、私は玄米も食べていました。どんな形であれ、糖質が含まれているのなら、すべからく毒なのです。

 

 

 

糖質が毒なわけ

パンダって知っていますよね。笹ばかり食べているあのパンダです。実はパンダは元々肉食でした。競争に負けて笹を仕方なく食べるようになったのです。ですから、まだパンダの腸は肉食の腸のままなのです。肉食の腸のままですから、笹を消化することが中々できません。だからパンダは延々と笹を食べ続けているのです。

 

では、いつ肉食から草食に転じたか知っていますか?
答えは、約300万年前です。

300万年前でも未だパンダの腸は肉食の名残、いや原型をそのまま残しているのです。

 

では問題です。
人類はいつから穀物を食べるようになったのでしょうか?

答えは、4000~3000年前です。(6000年前という説もあります)

 

人類の歴史から見たら、つい最近のことです。この最近の出来事に、腸をはじめ身体は対応できていません。

人間の腸は明らかに肉食の腸です。腸は短く、胃も一つしかありません。草食動物は、腸は長く、幾つもの胃を持つものもいます。

 

穀物の誕生は、人類にエネルギー源を与え、飢饉のリスクを大きく下げました。ですが、万病の原因を作るようになったのです。ここら辺お話は長くなるので割愛しますが、人類の歴史、進化から見て、穀物は人類に合っているとは言えませんし、腸から逆算しても人間が食べるものではないのです。

 

胃カメラで見ても、穀物が一番消化しないことがわっています。

参考:消化に良いもの|医師水野のブログ 

 

 

NHK番組 「体に良いアブラ」って何? その答えは“人類の進化”にあった!

番組では、エネルギーの7割を脂で摂取しているイヌイットの話が出てきます。彼らは健康体そのものです。なぜ彼らは穀物や野菜を殆ど食べていないにもかかわらず、病気もなく健康でいられるのか。今の栄養学では説明できません。理由はカンタンです。栄養学のほうが間違っているからです。

 

 

今回はここまでにします。

 

 

 

 

 

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