「仕事がもらえる」「年収●●●万円アップする」などと謳ったセールスコピーライター養成講座を目にします。よくよく調べて見ると、仕事がもらえなかったり、収入が増えていなかったり、広告文句とは程遠い状態にある養成講座を見受けることも……。

 

ヘタな講座に手を出す前に、講座の見分け方を2つご紹介します。

 

 

 

1、講座参加者のブログまたはWEBサイトを調べる

 

「月収●●円になりました」と紹介されている講座参加者のブログなどを調べてみてください。セールスコピーライターの活動を止めてしまっている人たちがいます。LPで紹介されているレビューは、一時的に上がった月収をさも毎月のように見せているのでしょう。儲かる系の情報商材ではよくある手です。騙されないためにも、きちんと一度調べなくてはいけません。講座参加者の声として紹介されている方を10名近く調べれば、どんなものなのか見えてきます。

 

 

 

2、何人中何人が仕事にありつけたのかを問い合わせる

 

「認定ライターには仕事を回します(発注します)」と謳う講座もあります。大事なのは、何年間に何人が認定されて、その人たちがどれだけ仕事をもらったのかです。数年に亘り認定制度を設けているにも関わらず、片手で数えるぐらいしか認定者がいない養成講座もあります。さらに、その少数の方たちが何回も仕事がもらえているかもチェックしたほうがいいでしょう。

 

 

私自身、セールスコピーライターとして10年活動していますが、養成講座の必要性がいまいちピンときません。優良な書籍もたくさんありますし、実践する場も整っています。後必要なのは、マーケティング力だけです。マーケティング力がなければ、どんなサービスも売ることはできません。

 

キツイ言い方をすれば、マーケティング力がない人は搾取されます。売れていなければ、「こうしたら売れますよ」「仕事を与えますよ」と言われれば、ホイホイ釣られてしまうわけですから。これは何も、セールスコピーライター養成講座に限った話ではありません。

 

100歩譲って、「スキルを教える養成講座」ならまだ分かります。ですが、スキルと合わせて稼ぎ方も教える系は、本当に注意したほうがいいでしょう。

 

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セールスコピーライターに必要なマーケティングについて書きました。

 

セールスコピーライターの始め方・仕事の取り方