こんにちは

今日は高速道路効果を応用した聞き取り上達法について話します。

高速道路を100キロで走っていて、一般道に降りてくると、50キロ速度が恐ろしく遅く感じられますね。
100キロで走っていたときの感覚が残っていて、それとの比較で非常に遅く感じるのです。

この高速道路効果を英語の聞き取りに利用しましょう。

科学の進歩のお蔭で、音声周波数は変えずに速度だけを2倍速・2低速に変更することが出来る、ボイスレコーダーが売られています。

このボイレコにネイティブのスピーキングを録音して、2倍速で聞き流しをしましょう。

すると脳内の「ものまねミラーニューロン」がこのスピードの英文を真似しようと活動します。
何度も聞いているうちに完全ではないが真似出来そうになっていきます。
ニューロンの反応速度が速くなってきているのです。

次に標準モードでその英文を聞くと、2倍速での聞き取り感覚が残っているので、遅く感じられて余裕が出来、聞き取りが楽に出来るようになります。
十分聞き取れないようでしたら、また、2倍速の聞き流しをして下さい。

2倍速のリスニングは何か他の作業をしながらの「ながら聴き」の聞き流しでOKです。

この2倍速・標準の繰り返しを行うことでネイティブの英文聞き取りに抵抗が無くなり、聞き取りやすくしてくれます。

語学を勉強している人は2倍速・2低速モードの付いたボイスレコーダーは必需品と考えた方が良いと思います。

私は古いですがSONYのIC・Recorder ICD-MS500を使ってきました。
ICカードが差し替えられ、メモリーを増やしたり、ジャンル別にICカードをかえたりも出来るので便利です。

と言うことで今日は「高速道路効果」を利用した聞き取り練習法でした。

それではまた