皆の者、息災か。
加藤清正である。



けふは月に一度の全員演武。
天候にも恵まれ、皆に見て貰う事が出来実に嬉しく思う。
先月直垂を観る事が出来なんだ者は、此度はよい機会となったかな。
これからも折々に触れて披露して参る。
楽しみにしておいてくれ。




城を退陣後は信長様、凛太郎と共に太田の盆踊りに参戦。
多くの民と共に武将隊盆踊りをはじめ様々な謡曲を舞い踊った。
我らが祭に参る事により民に元気と勇気を与えられる。
そのような事を実感しまこと幸甚なる限りじゃ。


「風は清し  月はさやけし  いざともに 
踊り明かさむ  老のなごりに」


江戸時代は良寛禅師の作。
令和元年の夏。
我らと共に踊り明かそうではないか。
そなたと共に舞い踊る事、心待ちにしておる。






加藤清正