無念無相の打 | 武士道ボクシングⅡ

武士道ボクシングⅡ

敷島の大和心を人問わば、朝日に匂う山桜花


武士道ボクシングⅡ


己が仕掛けた間には一拍子の打ち

敵が仕掛けた間には二の腰の打ち

同時に仕掛けた間には無念無相の打ち


極め剣の間合いでは

気は同調し、同時の間になりやすい。


この間にはもはや駆け引きは通じず

そこには無念無相しかない。


考えずとも自然に体が動く。

自然に任せる心の完成度が必要である。


ここでも千日の鍛、万日の錬が礎となり

水の如く間に流れ入る無念無相の境地がある。