祭りのあと | 桑田佳祐 |   MUSIC LIFE

  MUSIC LIFE

    No Life,No Guitar

 


 


情けない男で御免よ
愚にもつかない俺だけど
涙をふいて 嗚呼 夜汽車に揺られながら


飾らないお前に惚れたよ
いつも泣かせてたはずなのに
好きだヨなんて もう 言葉に出来ない


恋も涙も純情も 生きるためには捨てよう
今日も汚れた人ごみに背中丸めて隠れてる Oh


眠れない街に愛する女性がいる
お前だけが死ぬほど好きさ
秋風の SHADOW
終わらない夏に 誰かとめぐり逢う
夢の中でも彷徨いながら 涙も枯れ果てた


それとなくあの娘に聞いたよ
誰が大事な男性なのか
心の中じゃ 嗚呼 無理だと知りながら
フラれてもくじけちゃ駄目だよ


こんなしがない世の中で
振り向くたびに もう 若くはないさと


野暮でイナたい人生を照れることなく語ろう
悪さしながら 男なら 粋で優しい馬鹿でいろ


Oh...
底無しの海に 沈めた愛もある
酔い潰れて夜更けに独り
月明かりの WINDOW
悲しみの果てに おぼえた歌もある
胸に残る祭りのあとで 花火は燃え尽きた
Oh yeah


眠れない街に愛する女性がいる
お前だけが死ぬほど好きさ
秋風の SHADOW
終わらない夏に 誰かとめぐり逢う
...夢の中でも彷徨いながら 涙も枯れ果てた...。