昨日は

アトピーの方がHAPPYになる社会を作る

ことをミッションに掲げ精力的に活動をなさっている
NPO法人 アトピーを良くしたい http://atopyrecording.org/

代表理事 横井謙太郎さん
理事 中村亜希子さん

主催の
アトピーの人でも使える基礎化粧品を開発するための座談会
に娘と一緒に出席してきました。




娘のアトピーに合う保湿剤を探すことには、私も相当苦労しました。

そもそも、保湿剤にここまで真剣に向き合う機会ってなかなかありませんでしたから。

アトピーは医学的にはっきりとした原因が未だ分かっていません。
克服している方も多くいらっしゃいますが、
これ!という克服方法がはっきりとしないのが現状です。

ただ、基本的に肌が乾燥しやすいと言われ、
乾燥が引き金となって痒みを大きくすることは知られています。

ですから、保湿は大事です。が、
食事、衣類、アレルギー因子、疲れやストレスなど
様々なアトピー要因と言われているものにも必然的に意識が向かいますので、そのうちの1つという感覚です。

合う保湿剤探しだけにエネルギーと費用を注ぐ訳ではありません

保湿剤を試すにも費用がかかります。
そして、それは一度使うのと、連用してみるのとでは違います。
残念ですが、必ず合うという保証はないのです。

この会では、同じように保湿剤探しに苦労なさってきた方々ばかりでしたから、様々な意見に私は終始頷きっぱなし、分かる分かる~何だか嬉しくなったりもしました。笑




今回、基礎化粧品のサンプルを開発、提供してくださったのは
炭酸美容家の高橋弘美さん
(ここでお会いできるとは~♪高橋さんはコスメの読み方のセミナーなども開催されています。基礎化粧品、炭酸美容の専門家です)


2種類のサンプルを持ってきてくださいました。



赤く炎症した肌は火照っていることが多く、クリームやオイルで覆うと痒みが増す経験談をお話されてる方がいて、娘も同様に感じたことがありました。これまた共感&そーゆう方多いのかもと知りました。

片方はつけてすぐにしっとりと肌をベールで被われるような感じ。
もう片方はスーッと肌に浸透していく感じ。

共に、その後はしっとり。保湿力しっかりあります。


進行役の中村さんのもとで、それぞれに使用感や使用後の感触、もっとこうなれば…など意見を出し合っていきました。



開発者の高橋弘美さんから、今回の保湿剤は

アトピーを治すものとしてではなく、
肌をサポートするもの

と捉えて付き合ってほしいという想いを伺いました。

とても大事な心構えだと改めて思いました

傷が出来てる場所には、お水さえもしみますね。

私も、娘に掻き壊しの傷がある時は
保湿していません。

強いてするなら…白色ワセリンで保護すること位でしょうか。

それでも、回復力さえあれば
朝には傷が乾いて、翌日には更に良くなっています。

ここの捉え方を間違えていた頃は
どの保湿剤ともお付き合い出来ませんでした。

つけてしみて痛がり、乾くことのない患部は治りも遅かった。

そして、保湿剤…何を信じて良いのか分からなくなっていました。

このあたりをきちんとご説明頂けて、親切だな~と思いました
消費者のことを考えてるからこそのセリフです

角質層の薄くなった肌に、刺激少なく、潤いを与える。

ことで、乾燥からくる症状のゆらぎをサポートする

症状が酷い時には無理して使わないこと

上手に付き合えば、心強いサポーターになってくれる保湿剤ということです。

他にも色々な部分に配慮されています。

使う側に寄り添った視点は、直接この場でお話を伺えたことで改めて感じることが出来ました。

これからアトピーの方でも安心して使うことが出来る化粧品として、良い商品に仕上がっていくことと思います。

開発者側も試行錯誤なんですね。

自分で作れればいいけれど、なかなか一般的には難しいですから、やはり、こうして開発してくださり、それが自分に合うとなれば感謝がやみませんね

ものが溢れている今、一つ一つの商品に対して感謝の心を忘れがちですが、必ずそこには、込められた想い、があるはず。

それを汲み取っていちいち感謝出来る人で在りたいなぁ。


アトピーサロンのみなさま、
高橋弘美さん、
共に参加でご縁を頂いたみなさん
ありがとうございました!




アトピーを良くしようの会は月に数回、座談会もしてるんですって。

アトピーの方同士だからこそ分かり合える部分に癒されること間違いなしです。

私も今度、参加してみたいと思います(^^)

NPO法人 アトピーを良くしたい http://atopyrecording.org/