2010年11月22日(月)

お経とポップス

テーマ:「宗教」論

以前書いた記事 の繰り返しになるが、
お経も当時は、今で言うポップスのようなものだったのではないか、
と思う。


特に、椎名林檎の『ありあまる富』を聴くたびに、そう思わずにいられない。
『ありあまる富』を歌う椎名林檎の声に、
なぜか、お経を唱える和尚さんの“節回し”を感じてしまうのだ。


椎名林檎の『ありあまる富』も、
時間が経てば、神格化されて宗教的に評価されるようになるかもしれない。
現に、
かつては若者文化の代表のようだったビートルズも、
今では、そのように神格化されつつある(ような気がする)。
翻って、
『ありあまる富』も、いつか神格化され、お経のように聴かれる日が来るかもしれない。
お経も、かつては、既存の価値観を打ち破る流行的文化だったのかもしれない。


びわ法師の詠う「平家物語」が、現代人にとっては冗長すぎて感じられるように、
お経も、現代人にとってはポップスとは程遠い。
でも、それは人間の感じ方が変わってしまったせいであって、
【当時の人々にとってのお経】という関係性と、【今の人々にとってのポップス】という関係性を比べれば、
もともと似たようなものだったのではないか。
最近、そう思える。




お経に限らず、
宗教と音楽は、もともと同一のものだったのかもしれない。
ただ、現れ方が違うだけ。


ある時は宗教として現れ、ある時は音楽として現れる。
宗教から音楽が生まれることもあれば、音楽から宗教が生まれたりもする。
でも、元を辿れば同じ所に行き着く。


そういえば、
宗教行事に参加する時の心境と、
音楽を鑑賞する時の心境は、
そう遠くない気がする。
どちらも、明確な生産性が定義されない精神活動だが、
その重要性を、多くの人が(特に深い疑問を抱くこともなく)認識しているのだから。

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