共感したい
自分がどうなりたいのか、少しだけわかった気がした。
僕は、共感したいのだ。
相手が思うことでも、自分が思うことでも、
本当に共感できることならなんでも構わない。
ただ、共感したい。
共感する瞬間を、たくさん持ちたい。
そのような場を、少しでも多く作りたい。
その衝動が、僕を喋らせる。歩かせる。
ひょっとすると、死に対する恐怖でさえも、
絶対的な共感があれば消え去るのではないか。
そんな期待を抱く。
僕は、死が怖くてたまらない。
・・・でも、ひょっとすると。