今日やれるだけのことを
今日やれるだけのことを、やろう。
所詮、世界の中で僕は小さい。
やれることは、たかが知れている。
しかし、この自分は自分しかいない、かけがえのないものだ。
短いながらも生きてきた、今までの時間とその中で
出逢った人たち、住んでいる町、毎日の生活と家族と友人。会社の同僚。
そのお蔭で、今まで僕は生きてこられた。
この途方もなく大きな世界の中で、小さくてもかけがえのない僕が生きてきた歴史を
もっと信じてやろうじゃないか。
きっと、何かやれることがある。
まだ今の僕には見えていない僕の役割がある。
小さくても、大切な役割だ。
世界を構成する歯車の一つだ。1ピースだ。
落胆したり、カッカしたり、投げ出したりしながら、
それでも毎日、再出発するんだ。
もともと始まりも終わりもない世界で、
何かを終わらせるのも
何かを始めるのも
結局は自分自身なんだから。
だから、
今日やれるだけのことを、やろう。
何も大それたことをやろうとする必要なんか無いんだ。
時が満ちれば、いつか大それたこともやらなきゃいけなくなる日が来るかもしれない。
だから、今は、やれるだけのことをやればいいんだ。
1秒、1秒、自分の心と相談しながら再出発するんだ。