自分の意見を述べよ、と迫る社会 | 考えすぎ
2006年04月06日(木)

自分の意見を述べよ、と迫る社会

テーマ:「前提」論

今、日本の社会で求められている人物像。
それは、しっかりと自分の意見を持っていること。
また、それをきちんと人に伝えられること。


しかし、意見は必ずしも常に一つであるわけではない。
相反する二つ以上の意見が同時に生まれるからこそ、人は葛藤する。
葛藤や矛盾に悩む姿は、とても人間らしい姿だ。
それなのに、今の社会はその姿をあまり良しとしない。


場合によっては、
「自分は○○だと思う。けれども、それを伝えると相手を傷つけることになるから言いたくない。」
・・・といった意見もあるだろう。
しかし今の社会は、まるで、その意見もそのまま言葉にして吐き出せ、と迫るかのようだ。




「意見は一つに絞られるはずだ」
あるいは、
「意見は一つに絞られるべきだ」
という前提のもとで、
さらに、
「自分の意見があるならきちんと伝えるべきだ」
という一つの狭い価値観に凝り固まった状態。


その風潮が、今の社会全体をとても息苦しくさせているように思う。

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