大麻の合法化 | ギリゼのブログ

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 大麻を栽培して逮捕される事件は半世紀以上前から続いている。酒やタバコ以外の嗜好品が規制されている事に反対する声もよく聞く。

 かの有名なシャーロックホームズもコカインやヘロインを愛用していた薬物中毒者だ。元々人格に難ありな男なので基準に扱えない。

 麻薬取締法の規制対象になっている覚せい剤、大麻だけが特別危険な存在ではなかった。風邪薬も用法を間違えれば危険な薬物へ変わる。

 脳内へ広がっている報酬系が脳内麻薬ドーパミンを分泌する事により食事や性行為が楽しく感じてしまう。動物と快楽の関係性は切り離せないものだ。

 大麻はタバコより依存性が低く安全なものだと主張されている。実際アメリカやカナダの一部地域限定で合法化されていた。

 某歌手が服用して捕まったコカインはアメリカのオレゴン州で非犯罪化になる予定だ。刑務所から病院に服用者の収容先が変わる。

 コロンビア以外合法化の動きがないカインを日本の法律改正で合法化は不可能だ。もしなるとすればアメリカの合法化を待つしかない。

 医療で使う大麻の研究は今もどこかの医大がおそらく進めている。

 ストレスばかりの芸能界に疲れている有名人は大麻の合法化を呼びかけていた。ストロング系アルコール飲料で物足りないようだ。

 大麻を合法化すれば国は多くの税収が得られる。タバコすら吸うつもりのない私にとって縁遠い話だ。

 タバコと酒のように20歳未満は使用禁止され陰鬱な日本国民が幸福感を得られるかもしれない。

 ちょうど2年生辺りで大麻服用を始めた大学生は2年後に就職活動が控えていた。その時、企業は大麻服用者を採用しない可能性もある。

 喫煙者を採用しない企業も増えてきているそうなのでもしかすれば大麻服用者もそうなるかもしれない。

 人の意識は簡単に変えられないものだ。時代の流れや法律で易易と割り切れない。

 アメリカの雇用事情を知らないから薬物服用者が受け入れられる社会体制になれば何とかなる。タトゥーはやはりアメリカの企業人事によく思われないそうだ。

 タバコと同じく数十年後に大麻服用すら飽きてしまった集団がコカイン合法化を叫びそうな気もする。快楽への好奇心はどこまでも続く。

 生きていれば誰しも何かにすがりたくなる。それが喫煙だったり飲酒だったりと様々だ。向き合えさえすれば万事快調な人生はほとんどない。

 どれだけ逃げようが人生の淀みは至る所に潜んでいる。覚せい剤の作用を切れた瞬間、その過酷な現実へ引き戻されるだろう。

 大麻は苦しみを一時的に和らげる鎮痛剤だ。助けている恋人や友達の代わりとなる事がない。

 いつになれば人は救われるのだろうか。