入社後、3ヶ月、半年、1年と、企業によって入社後の新入社員をフォローする目的で開催するのが、フォロー研修です。

やらないよりはやったほうがよい。やるなら効果のある方がよい。当たり前ですね。

今日は、フォロー研修でやるべき3つのことについてお話いたします。

まず、入社して半年から1年経つと、新入社員はどうなるかというと、新鮮さがなくなり緊張が解け、先輩からの悪知恵が浸透してきます。さらに、理想と現実のギャップに苦しみ、なんとか乗り越えてきたけれど、そろそろ限界を感じている社員もチラホラでてくるタイミングです。

そこで、大切なことは、
1、入社時に持っていた新鮮な気持ちを思い出す。
2、世の中の常識と会社の常識を比べる。
3、うまくいかない現実を受け入れる。
この3つの要素をフォロー研修では取り入れることが重要です。

1の新鮮な気持ちを思い出すためには、入社時に「1年後の自分への手紙」などを書かせておくと、さらに効果的です。

2、先輩からの悪知恵を払拭するには、入社後に段々と薄れてきた世間一般の常識と、今の常識を比べさせると良いでしょう。ケーススタディで、是非を問うワークがおすすめです。

3、入社して華々しく成果を出せる新入社員は多くはありません。しかし、彼らはまだまだ今日行く途中であり、成果を出せない人間ではありません。今はまだ準備中です。ですから、戦略化するまで荒波を乗り越える力を養わせるのが必須です。
うまくいかない現実から、何が得られるのか?将来につながる糧となるのか?を考えさせてください。セールスの学校のフォロー研修ではリフレーミングワークをしています。


フォロー研修は、入社後半年から1年経って、離職を防ぐのに役立ちます。また、今後の戦略化に対してもスピードアップを図ることができます。

ぜひ、導入をご検討ください。

ご参考ください。

浅井隆志