梅山恋和の初舞台「スタッフルーム」を観てきました。
祝日の17時開演でしたが、300人キャパの会場で半分も客席が埋まっていなかったことに
衝撃を受けました。
梅山恋和がNMB48在籍時には、2500人キャパのTOKYO DOME CITY HALLを完売する
人気を誇っていただけに、集客を期待していた運営にとっても、大きな誤算だったのでは
ないでしょうか。
「ごくせん」の脚本で知られる江頭美智留の新たな舞台は、“ドラマの裏側、全部見せます⁉”
のキャッチコピーにあるように、TVドラマ制作過程で起こる様々なトラブルを
コメディータッチで見せる群像劇で、彼女の実体験に基づく暴露話と言えます。
梅山恋和はその透明感を生かした新人女優の役柄で、舞台に花を添えていましたが、
役柄通りに主役を張るまでにはまだまだ精進が必要で、現時点では、AD役の兵頭葵(STU48)
に梅山恋和の役を演じさせた方が、舞台は締まっていたと思います。
元NMB48の石塚朱莉が主催するアカズノマの舞台にも出演していた月丘七央、村崎真彩他
客席の空白を埋めるかの如くに熱演する役者さんたちの姿に胸が熱くなり、観劇中に
居た堪れない気持ちになってしまったのですが、ネットで見つけたキャストの集合写真を
見て救われた気持ちになり、要らぬ同情だったと猛省しております。