映画や演劇は、主役を引き立てるための脇役が存在することで成り立っていますが、
バットマンシリーズのように、バットマンを演じる人気俳優よりも、悪役を演じる個性派俳優が
目立って、主役を食ってしまう事もあります。
アイドルグループにおいても、主役となるセンター以外に、MCで場を盛り上げたり、
グループを纏めるメンバーが必要ですが、すべてのメンバーが加入時に目標としているのは
センターで、最初から脇でグループを支えたいと思っているメンバーはいないと思います。
ただ、オーディションの時に、審査員はセンター適性のある候補者だけを探しているのではなく、
グループ全体を考えて適材適所の人選をしているはずなので、加入後に人気に差が出て、
選抜メンバーになれなくても、唯一無二の個性を生かしてグループの必要不可欠な存在になった
木下百花や三田麻央のようなメンバーは必要で、グループのしっかりした土台を作るための
人材として、何人もいるセンター候補よりも貴重だと言えます。
今のNMBで、木下百花や三田麻央のような役目を担えるメンバーを挙げると、
原かれん、出口結菜、安部若菜、前田令子、堀詩音、佐月愛果、隅野和奏、イ・シヨン、浅尾桃香、
平山真衣、高橋紗恵で、運営がチームのキャプテンや副キャプテンに人選したメンバーと重なります。
特に佐月愛果は、研究生を纏めるには持って来いの人材で、彼女が自分の武器を自覚した時に、
NMBにとって大きな力になるはずです。
佐月愛果
がんばります!NMB48に貢献することが私の目標なので、
まだ入ったばかりですけど、8期生とか後輩が入ってきたときに
ちゃんとカッコいい背中を見せられるようになりたいと思っています。
美瑠さんが卒業したあと、NMB48はこれからも大丈夫やなと思ってもらいたいし、
美瑠さんのNMB48を大切に思っている気持ちも受け継いでいきたいです。
出典:walkerplus. 白間美瑠との対談から抜粋