『なぜ、メディアに文化人が必要なのか?』
おはようございます。
Media exposure(メディアエクスプローズ)コンサルタントの相川葵です。
昨日は文化人って何でしょう?というお話をしておりました。
みなさん、自分の中に何かを見いだせましたか?
今夜はなぜ、今メディアに文化人を登場させるのかということについてお話しますね。
かつては、メディアの文化人起用には「文化の香りを漂わせたい」という理由があった時代もありましたが、近年ではメディア界における製作費の節約という側面が強いというのが実情です。
昨今のインターネット、スマートフォンの普及によりテレビ視聴率、雑誌購入数が低下しており、メディア関連する広告費収入が減っています。
つまり少ない費用で番組や雑誌を作らねばならないということ。
少ない費用で番組や雑誌を作る側としては、その分出演者に払うお金を少しでも減らしたいということになります。
そうするとメディアに露出することを専門にしている「タレント」さんよりは、本業が別にあって、安価に出演依頼に応じてくれる「文化人」さんが重宝されるという話になるのは理解できますよね?
けれど「文化人」は結局のところ、メディア専門ではないので一般人です。
医者や弁護士、学者も日本中にたくさんいます。どこにでもいる一般人ではメディアも見向きはしませんよね。
次回はメディアに必要とされるようになった「文化人」についてお話ししますね。