人間の体に細菌やウイルスなどが侵入すると、その病原体に対する抵抗力として「免疫」ができます。
その原理を利用し、抵抗力を高める目的として使用されるのが「ワクチン」です。
病気から守ることと、感染の拡大を防ぐ目的があります。
「2月下旬からの接種をめざしており、新型コロナワクチンの接種には同意が必要になる」
大量のワクチンは一度に生産することはできませんので、接種順位が設けられます。
・直接医療を提供する施設の医療従事者
・高齢者および基礎疾患のある人
・高齢者施設や社会福祉施設で利用者に直接接種する場所で働く人
この上位の方針で検討が行われています。
なお、妊婦の接種順位については、安全性、有効性が明らかでないことから、
現時点では接種順位の上位に位置づけることになっておりません。
また、しっかり情報提供を行ったうえで、接種を受ける人が同意した場合に限り
接種が行われます。同意なく強制的に行われることはありません。
接種後に副反応が起きた場合
健康被害救済制度が設けられています。
接種は、全額公費で行われる見込みで、費用負担の必要はありません。
(2回接種を想定基準)
できるだけ早期に、かつ国民が安心して接種できることが求めてられますが
いずれにしましても、日頃から免疫力を低下させないための工夫と生活習慣を見直すことも大切です。