鼓ノ音の春、終演!(o^^o)
明けましておめでとうございます。笑
2016年初ブログ…
年明けてからは大好きな歌舞伎を観に行ったり、大好きなバレーボールを観に行ったり、大好きな役者仲間の芝居を観に行ったり、それはそれは楽しく過ごしていました。
そして昨年末にオーディションを受けた公演に呼んでいただき、2/18~2/21に今年1本目の作品に出演させていただきました!
GRIPPERプロデュース「鼓ノ音(このね)の春」
演出・宇治川まさなり
脚本・浅野泰徳(ジャングルベル・シアター)
@六行会ホール
2016.2.17~2.21
かつて村にあったという「幻の祭り」について調べる高校生たちの謎解きファンタジー?…というお話だったのですが。
この中でわたしは、高校生たちの調査計画を阻止する幽霊(!) でもその正体はその祭りで使われる太鼓を作っていた職人で、70年以上前に祭りの最中に不慮の事故で亡くなった女性という、なんとも難しい役をやらせていただきました。
昭和の女性の持つ奥ゆかしさ、芯の強さ。
職人としての誇り。
愛する人への想い。
妹を残して亡くなってしまった自責の念。
それでも大切な妹を守りたいという気持ち。
表現しなければならないものがありすぎて。
それに。事故で亡くなってしまった方の想いなんてきっと一生理解できないかもしれない。
だからこそ、大切に演じなきゃいけないと思いました。
それが少しでも表現として伝わってたらいいなと思います。
いつもは気張りすぎちゃうからあまりやらないんだけど、ステージに向かって願ってみたり。神社でお参りして、無事に公演を終えられるように願掛けしたり。
芝居って命を結ぶ、繋ぐことなんだなぁって今回改めて感じました。その役を生きるんだもんね!
そして「人間、いつどうなるかわからない」というセリフも劇中にあったけど、伝えなきゃいけないことは絶対に伝えよう!って思った!!!
***
今回、歌も踊りもないストレートプレイに初めて挑戦したけど、芝居って難しい!苦しい! でもやっぱり面白い!!!って改めて思いました。
もっと芝居やりたーーい!!!!!
あと、完全ダブルキャストって初めてだったんだけど、相手チームを見て学ぶところもたくさんあったし、相手より良いもの作りたい!って思えるからほんとに良い経験でした。
同じチームのキャストもみんな良きライバルです。
芝居で壁にぶつかった時も手を差し伸べてくれたり、稽古以外の時間も一緒に過ごすことで心を通わせられたし。
短い稽古期間だからこそ、濃密な時間を過ごすことができました。
また役者としてみんなと共演できるように、もっともっとがんばろう!!!
お越しくださいました皆様、本当にありがとうございました♡