千葉万美子さんの岩手県芸術選奨・一関文化賞受賞並びに随筆集出版を祝う会が、昨日ベリーノホテル一関「磐井の間」にて開催されました。


齋藤初美さんによる開会の言葉から始まり、当祝者の千葉万美子さんら喜桜会の方々による祝舞「羽衣(キリ)」。東北喜桜会11人衆による祝謡「四海波」。そして発起人代表として一関・文学の蔵畠中祥夫会長の挨拶と進みました。
 

畠中会長のご挨拶のなかに、新たな「こと」を興すにあたり、成功のカギを握るのは「四つの志士」が必要だと述べられました。  
一つ目は「馬鹿者(いい意味で)」、二つ目は「若者」、三つ目は「余所者」、そして四つ目は「女性」との正鵠を射た教訓を演述されました。

 

確かに、新たに何かを企画し実行する場合は、バカになって一生懸命頑張り、機動力のある若者が必要です。

また、地元の人間ですとどうしても遠慮がちになりますので、他所から来た人の方が遠慮なしに出来たりします。
そしてなんと云っても、世界的にも女性の社会進出が叫ばれております。
 

新たに何かをやろうとする場合は、前述した四つの要諦は確かに言い得て妙と云えるのかもしれません。
そんな意味に於いて、千葉万美子さんは全て当て嵌まり、今後の活躍は文学のみならず、能楽の世界でも、エレガントに、しかもタフに追求していくのではないでしょうか。

宴もたけなわではありましたが、定刻の時間が迫り、いちのせき文学の蔵佐藤晄僖館長による五本締めにて、滞りなく祝う会を終了いたしました。

 

祝・一関文化賞受賞「千葉万美子さん」>>

追記

2月1日より一関市立図書館主催の随筆講座が、講師を千葉万美子さんが務めて開催されます。
問合せ先:一関市立図書館 

電話:0191-21-2147

 

 

 

 

 

 

 

 

 

文責:ヒデ