今年も行かねば!
来年はもうショパン国際ピアノコンクールの年。
前回の開催はコロナ禍の最中でした。
在宅勤務の最中、予備予選から全部聴く会を挙行(来年はムリそう‥😅)誰の演奏かも見ず、耳が喜んだ音を‥と仕事をしつつチェック、最初の一曲で虜になったのがガジェヴ。
以来毎年カレンダーを睨みつつ厳選してリサイタルへ。ぜんぶ行けないのがもどかしい〜
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いつもは仕事早上がりで行くところ、1日有給休暇を取りました。しばらく仕事頑張ったし、せっかくのお江戸行き、寄り道もしたいなと😊
麻布台ヒルズ他、複数箇所を巡ってきました。
建築物を見るのは楽しいですね!
麻布台ヒルズにニコライ・バーグマンさんのフラワーショップがあり、立ち寄りました🌸
この日はご本人が来店され、自ら制作された作品が販売されていました。お値段も良き!でした。
綺麗ですね💓
夜はリサイタルへ
アレクサンダー・ガジェヴ ピアノリサイタル
@東京オペラシティ コンサートホール
昨年に引き続きの会場、今回は1階席です☺️
初めて聴く曲が多いプログラム。ワクワク✨
フライヤーより↓
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開演の時間となり、照明が落とされました。
ご本人のからのメッセージ、そして2分間の静寂の時間。いつものオープニングです!
譜めくりの方と共にピアノの前に進む。
舞台に明かりが灯り、開演。
光の様な1音がホールに飛んだ!
続いてこれと対比するかの様に影を伴う1音が響く
なんと美しいのだろう✨
この2音だけで違う世界が見えました
コリリアーノ
オスティナートによる幻想曲
さざ波のように音が会場の中をたゆたう。
最後のページをめくり終わった譜めくり担当の方、そっとその場を離れ退場していきます。
そして演奏が終わる。
譜面台を倒し、ベートーヴェン交響曲7番 第2楽章へ。リスト編曲による作品です。
声部のかけあいが印象的でした。
オケの曲なので、元々それら旋律を奏でる楽器は異なる。それを一台のピアノのみ、多彩な音で表現している!
オスティナートによる幻想曲はこのベートーヴェンの曲をオマージュしたもの。
プログラムの組み立て方が素敵だなと思いました💓
一度袖に戻り、再び舞台へ。
次はリスト、
優勝したシドニー国際ピアノコンクールでも演奏した「詩的で宗教的な調べ」S.173から葬送曲。
音が響くたび会場内の空気が震え、肌に当たる。
耳だけでなく全身で音楽を聴かせてくれる。
そういう演奏に惹かれます(なかなかいないのですよ)。ガジェヴはその1人。
後半は冥界への扉が開きそうな迫力でした!
前半最後はスクリャービンの練習曲から7曲、プログラムの記載とは順番を変えての演奏。これも素晴らしい!
Op.42-6 →42-3 →42-4 →42-5 → 65-3 →8-8、
そしてラストに持ってきたのはOp.8-12 「悲愴」✨
ドラマティックな曲構成で聴衆の心をグッと掴んでいきました。
まだ前半終了だというのに拍手のすごいこと!!
後半へ
休憩を挟み、後半はショパンのプレリュードOp.28から。
23 番を始めとして6曲。番号が逆行する形で進みます。緩急入り混じり、あっという間にラストの2番へ。
弾き終えると間髪を容れず、スクリャービン ピアノソナタ9番「黒ミサ」に移る。
曲が変わったことに気が付かない観客もいるだろう‥と思うくらい自然な流れでした。
神秘的な響きがホールに満ち、皆演奏を聴くことに集中している様。
ラストはベートーヴェン、
「エロイカの主題による変奏曲とフーガOp.35」。
会場は華やかな雰囲気に変わります。
今回のピアノはスタインウェイ。
これまで私が聴いたリサイタルは全てシゲルカワイ。ピアノが代われどガジェヴはガジェヴですね😊シンフォティックな響きに圧倒されました!
あっという間にプログラムが終わってしまいました‥
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いつまでも止まない拍手、スタオベに答えてのアンコールは
ショパンのマズルカ6-1, 63-3、
続いて軽々と英雄ポロネーズを弾き‥。
そしてマズルカ68-2
と盛りだくさん✨ありがとうございます♪
年を追うごとに素晴らしい演奏を聴かせて下さっているように感じました。
次は来年3月かな、また聴きに行けますように💐