昨日はロト6の当選日でした。
ニュース記事によると、、
『17日に抽せんが行われた数字選択式宝くじ「ロト6」の売り上げが過去最高の90億351万円を記録した。みずほ銀行宝くじ部によると、これまでの最高は今年1月の約64億4800万円、1回当たりの平均売り上げは約36億円。今回、2回連続で当せん者が出ずに繰越額が過去最高の約5億1千万円になっていたことが、購買者の高額当せんへの期待を高めたとみられる。今回は1等が5口出たため、繰り越しはなくなった。1等は約2億4200万円だった。』
5億というのに惹かれ久々に買ってみたわけですよ!
こんな僕も夢を買ってみたわけですよ!(サンボマスター風)
・・・まぁ、見事に外れてましたな。
やっぱり中には当たるかどうか分からない宝くじにお金出すなんてよくわからん。
なんてことを言う人もいる。
確かにそれもわかる。
でも、僕は基本的に夢を買うっていう行為は無意味じゃないと思っています。
クジ買ってから当選までの時間が好き。
夢を見たり空想したりする時間は僕にとって最高の日々のオカズ。
そんな簡単に人生うまくいくなんて思ってないっすよ?
だからこそ、僕は妄想します。
人生が思い通りになってもならなくても最後は死にます。
だからこそ、僕は変なこと言いながら生きていきます。
前も書いたかも知れませんが、僕の思想の根本には『死』というものが土台になっている。
お母さんが7人兄妹で結構、突然の不幸がちょこちょこあったし。大好きなおばちゃんも死んだし。
親戚が嬉野の大きな寺でおばあちゃんによくお説教や行事に連れてかれていたし、小学生の時なんか寝る前にお経を読んで寝ていて今でも暗記しているほどだ。
だからといって、全然仏教、禅宗に詳しくないんだけどね。
でも、やっぱり小さい頃から思春期にかけて多くの『生』『死』というものを体で経験していると思う。
そいで、最近思うのです。
人は死にます。
だから、生きます。
悩みながら生きます。
毎日、夢を見て妄想したり
したくもない仕事したり
泣いたり笑ったり怒ったり
入学したり卒業したり
食べたり吐いたり
恋したり音楽聴いたり
絵を描いたりテレビを見たり
そうやって死ぬことやいろんな悩みを視界から遠ざけます。
遠ざけるからといって悪いことではなく、とても自然ないいことだと思う。
突然思ってもみなかった嫌なことが起こると人は動揺する。
それは、本当に小さなことから大きなことまでなんでも。
でも、僕はそんな時に『死』を意識することで痛みを和らげようとする。
「どうせ死にはしないんだから大丈夫」
「あの人のあの死にくらべたらこれくらいどうってことないな」
なんてことを考えてしまう。
よく友達から、健ちゃんはストレスないね、とか、楽観的だよね、と言われる。
やっぱり、それは人の最後、『死』を意識してるからかもしれない。
だから、僕は音楽や宝くじや写真で夢を見る。
現実と折り合いをつけながらゆっくりゆっくり。
きょうのうた Hit The Road Jack/レイ・チャールズ