4月30日に行われた研修生公開実力テスト。

当日は仙台でリモート参戦でしたが、改めて配信を観直しました。

 

<歌唱順、上段が課題曲、下段が自由曲>

▼吉田姫杷(2回目出場、JK1)

①あなたなしでは生きてゆけない(Berryz工房)

①まっさらブルージーンズ(℃-ute)

▼川嶋美楓(2回目出場、JK1)

⑥SHALL WE LOVE?(ごまっとう)

③悲しきヘブン(℃-ute)

▼後藤花(2回目出場、JC3)

⑦あなたなしでは生きてゆけない(Berryz工房)

⑥Be Alive(モーニング娘。)

▼下井谷幸穂(初出場、JK2)

④SHALL WE LOVE?(ごまっとう)

④アダムとイブのジレンマ(℃-ute)

▼上村麗菜(初出場、JC2)

⑧アドレナリン・ダメ(つばきファクトリー)

⑧雨の中の口笛(Juice=Juice)

▼河野空愛(初出場、JK2)

⑤Swing Swing Paradise(モーニング娘。'22)

②ここにいるぜぇ!(モーニング娘。)

▼牧野永愛(初出場、JC2)

③泣けないぜ…共感詐欺(アンジュルム)

⑦恋愛☆レボリューション21(モーニング娘。)

▼林仁愛(初出場、JS6)

②アドレナリン・ダメ(つばきファクトリー)

⑤ビートの惑星(モーニング娘。'21)

 

審査対象が新人3人を含む8人。2度目の経験者がわずか3人。

みっぷるの独走ぶっちぎり優勝かと思っていましたが、なかなか見応えがある展開でした。

 

まず驚いたのがひーたん。

いつの間にあんな高い声が出るようになったんだ?

声の高さは生まれ持ったもので、簡単に高い声が出せる訳ではありませんが、

きっとたくさん練習したんだろうね。

同じように高い声が苦手なみよりんが逆に低音を武器にしてビヨの下ハモを支え、グループの音域を広げるのに重要な役割を担っていますが、ひーたんの歌声を活かせる場が広がるといいなと思います。

何より歌っている時と歌い終わった時の楽しそうな笑顔は一番でした。

 

次にれなちゃん。

今までか細い歌声だったのに、歌声もダンスも力強さが増していました。

殻を破れた感じ。自信につながるといいなあ。

自由曲の「雨の中の口笛」は3flowerをさらにかわいくした感じ。ナイスな選曲。

 

そしてごっちん。

課題曲が終わった時点で、「みっぷるの独走、危ないかも」と感じました。

昨年の実力テストで、声質はものすごくきれいだったのにリズムに苦戦していましたが、今年は課題を見事に克服。

パフォーマンスに引き込まれるように画面を注視していました。

特に自由曲の「Be Alive」は、ごっちん史上最高。心に刺さりました。

歌い終わった後のトークのギャップもいいですね。

 

みっぷるはこの8人(あるいは13人?)では歌が群を抜いて上手いし、かりんちゃんのツアー帯同に選抜されたりしているので、観る側のハードルも上がってしまいますが、安定していました。特に自由曲の「悲しきヘブン」は良かったですね。

 

幸穂ちゃんは鼻にかかるような歌い方が少し気になりました。前はもっとストレートに歌っていたように思いますが。

 

新人では、空愛ちゃん(MCのアラケンさんは「戸棚」のような発音でソ→ア↑ラ↑と発音していたのが気になります)がビジュアルもいいし、レッスンを重ねればさらに伸びそう。仁愛ちゃんの地声の音域の広く、特に自由曲の「ビートの惑星」のきれいな高音には驚き。楽しみなJSが入って来ました。

 

現時点の実力ではやっぱりみっぷるだけど、毎年「ステージで一番引き込まれるパフォーマンスを披露した人」に投票してきたので、今年はごっちんに1票を投じました。

 

結果は、みっぷるが1,318票でベストパフォーマンス賞、ごっちんが1,209票で準ベストパフォーマンス賞。

惜敗率は91.7%。

(昨年はユリヤちゃん1,237票、華凜ちゃん1,174票で、惜敗率94.9%)

 

審査員からの特別賞が無かったのは残念ですが、「星部賞」があったら、誰に贈られていたんだろうか?

佳林ちゃんの「一番努力した人が」の発言には共感できませんが、それぞれに課題を見つけてそれに取り組んだ跡がうかがえます。

 

研ユニで華凜ちゃんが一部の曲に出ていませんでしたが、何かあったのだろうか。

3月の研修生発表会でも同じ状況だったので、少し心配です。


パンフレットのユリヤちゃんのコメント。

「『簡単だから』で始まり、気がつけば難しい曲ばかり選んでいました」と、振り返っていました。

コメントからも成長を感じます。蜘蛛の巣を投げるパフォーマンスも懐かしいなあ。