「自然な競争」と「行き過ぎた競争」 | ブルガリアと音楽とワイン

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MICHIKO DATE ILIEVA
目醒め、気づき、変化の日々を綴っています。
IMAミュージックアカデミー、オンラインレッスンも行っています!

私たちが生きている物質界には、

 

自然な競争が存在しています。

(natural competition)

 

ジャングルは弱肉強食の世界で、

強いものが生き残り、

 

熱帯雨林には複雑な生態系が存在し、

枯れ木は次の命の養分になります。

 

 

私たち人間も、生きていくうえで、

 

自然な競争をしています。

 

 

自分の特性を活かした仕事を選びとること、

お金を稼ぐこと、

 

これらの目的ためには、自然と競争が生まれます。

 

そしてそのために、

 

人としての魅力、

知識力、

技術力、

生活力、

生命力、

 

などを鍛え、磨きます。

 

 

そしてそれが、

 

自分が幸せになるため、

多くの人々を幸せにするため、

 

という目的のためであったとしても、

 

やはり、その幸せを掴むためには、

 

自然な競争が存在すると思うのです。

 

 

でも、決してそれは身を滅ぼすような競争ではなく、

 

自分の成長と共にあるものだと思います。

 

 

うまくいっても、失敗しても、

 

学びや経験という財産を得ることができます。音譜

 

 

だからこそ、それを人は挑戦と呼び、

 

何回でも挑戦しながら、

 

その中に意義や喜びを見出せるのだとも思います。虹

 

 

 

一方、人類の歴史からも分かるように、

 

人間界には、多くのOver Competition(行き過ぎた競争)

 

 なるものが存在しています。

 

それは、自然な競争とは違います。

 

 

戦うこと自体を目的とした競争です。

 

『無駄な競争』です。

 

 

例えるならば、

 

すでに死んでいる人をさらに殺そうとしているような、

 

何の意味もない戦争です。

 

 

その戦争は、誰かが仕組んだ、経済効果を生むためのものかもしれません。

 

最新兵器を試用実験するためのものかもしれません。ショボーン

 

 

行き過ぎた戦争に参加するだけで、

 

自分自身はひどく傷つきます。

 

 

 

そして音楽界にも、

 

このOver Competition(行き過ぎた競争)

 

なるものは蔓延っています。

 

 

誰かによって仕向けられた、

 

競争すること自体を目的とした、

 

コンクールなどがそうです。

 

 

それは、楽譜の販売目的であったり、

 

そのコンクールに勝つための戦術を教えるレッスンや講義などで、

 

集客を狙いたいと思っている人たちの、

 

ビジネス目的のためのものかもしれません。

 

 

 

もう一度考え直したいことは、

 

私たちは、わざわざ好き好んで、

 

行き過ぎた競争に加担せずとも、

 

すでに自然な競争の中に存在しているということです。

 

 

生きるため、生命維持のためにすらも、

 

緊張やプレッシャーは存在しています。

 

 

正しい緊張が存在していなければ、

 

筋肉は萎びて、体の機能そのものも減退してしまいます。

 

 

もうすでに十分に、緊張状態の中にある私たちが、

 

行き過ぎた競争に参加することで、

 

余計なプレッシャーや緊張を生み出してしまい、

 

その結果、私たちのシステムはダメージを受け、

 

機能を損ねてしまいます。

 

 

最悪、爆発してしまうことさえあります。爆弾

 

 

そして、もっと馬鹿らしくて情けないことは、

 

この誰かによって仕向けられたOver Competition(行き過ぎた競争)の結果に、

 

一喜一憂しながら、

 

振り回されたり、心痛めたりすることです。えーん

 

 

 

コンクールの全てが悪いわけではありません。

 

コンクールを受けること自体が悪いことでもありません。

 

 

けれども、勝ち負けにこだわる、

 

身を滅ぼしてしまうような、

 

自分のためにならないコンクールの受け方は、

 

いかがなものか、と思います。もやもや

 

 

そして、そんなコンクールに生徒を送り込んでしまう指導者は、

 

もっといかがなものか、と思います。むかっ

 

 

 

自分が自分らしく生きるため、

 

自分の持っている可能性を最大限に発揮するためには、

 

自分が正しく機能していないことには始まりません。

 

Over Competition(行き過ぎた競争)に加担するということは、

 

自らの機能を損なわせてしまう行為に過ぎません。雷

 

 

夫はいつも生徒に、

 

『昨日も今日も、いつだってcompetition(コンクール)だよビックリマーク

 

と言います。

 

 

日々、真実の目で自分と向き合うこと、

 

正しい方向で練習を重ねていくこと、

 

このことがもうすでにcompetiton(コンクール)なのです。

 

 

そして、その結果として、

 

自分はもっと本当の自分になることができます。キラキラ

 

より自分らしくあることで、

 

もっともっと発揮できる自分になれるのです。音譜

 

 

 

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先日バスに乗っていたときのこと。

停留所でもないところで、バスがしばらく止まってしまったので、

何だろうと不思議に思っていたところ、

運転席から、ドライバーさんが消えていました。

しかも結構長い間。

 

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この人、バスドライバー。

 

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ちょっと私用のお買い物に出かけていたらしいです。

チョコレートとスナック菓子とコーヒーを片手に戻ってきました。ニヤ

 

日本だと大問題になりそうですが、

ブルガリアでは、いつもの風景です。

みんな見て見ぬふりです。

 

タバコを吸うために、バスを一時停止させる運転手さんもいます。ニヤリ