ニュースで児童虐待、児童が死亡と報道されます。
悲しい事件です、その母親の行為に怒りを感じる人も
少なくはないでしょう。
沢山の怒りのコメントを見つけました。
すべて正しい意見です。
若いことを理由にするな、親ならきちんとしろ、
身勝手、自分勝手だと。
悪いことを責める事は誰にだってできます。
そして罪を裁くこと、実に簡単です。
責めることで、死んだ人間が生き返るならば、皆で力を合わせて
責め批判をすべきでしょう。
しかし、責めるだけ咎めるだけでは結果は変わりません。
また新たに同様の問題が起きます。
無想剣。
無想剣で求めることは、相手の行動や結果を責める事ではありません。
無想剣で求めるべきことは、
「どうしたら、このような事件を無くすことが出来るのか?」
これを考えられる人間になることです。
さらに言えば、
「自分に何が出来るのか?」
ここを考える事。
これが己を見つめる事です。