人を幸せにする新しいシステム | 仏光さんの心の相談室
2019-01-03 22:54:08

人を幸せにする新しいシステム

テーマ:ブログ

仏光さんの心の電話相談室はこちらをクリック

 

仏光さんの心と体の学校Webサイトはこちら

 

病の療養で体も頭も暇なので、今日のブログはちょっと長くなります。悪しからず。今日も昼過ぎまで基本的に寝ていたのですが、私が当初予測した通りに今日になって痛みや腫れもだいぶ和らぎ、まだ痛みはあるものの、まあまあ歩けるようになりました。じっとしていれば痛みを感じる事はほとんどなくなりました。通常痛風の発作の痛みは10日~2週間程度で良くなる事になっていますが、その半分の時間でまあまあ回復する事ができました。これで明日は予定通り仕事はできるものと思います。もちろん薬などは一かけらも飲んでいませんが、食事を変更して、また低脂肪牛乳を飲むことで体内の尿酸を下げるようにしました。

 

でもこれは応急処置で痛風自体が治ったわけではありません。これからも尿酸が生成されにくい食事と、筋トレ時のクエン酸の摂取を続けていって自然に治っていきます。元々甘いものを食べたり、お酒を呑んだりはしていないので、これについては心配は要りません。またアメリカのプロ級のボディービルダーはよくレモンを食べているということが分かりました。これはレモンからクエン酸を摂取して、高強度トレーニングにより体の中で生成される尿酸の代謝を促進しているのですね。

 

こういうことが分かっていなかったので、今回私は痛風を発症しましたが、すぐに発症のメカニズムを調べて自分でできる治療を施したら、まあ薬を飲んでいるのと同等か少し早く回復できたと思います。私は人間の体はちゃんと回復できるように元々できていると思っているので、病院に行ったりすることはまずありません。

 

でも痛風の痛みというのは本当に筆舌に尽くしがたいものがあります。この痛みから逃れる薬があるのなら貰いに行ったと思いますが、幸運な事に病院が正月休みで、痛風の発作は激痛だけれども命の危険はすぐには無いので、病院にも行かず薬も飲まず、痛みや腫れが薬を飲んだ時と同様に引いてきたので、結果としてはこれで良かったと思っています。一体何のための薬なのでしょうね。嬉しかったのは自分で施した処置により予定通り5日間で仕事ができるくらいに回復したことです。夕方に車の運転も試したのですが、何の問題もありませんでした。

 

今年の正月休みは毎日寝ていたので、久しぶりによくテレビを見ました。と言っても、基本的には箱根駅伝に加えて、いつものようにスカパーのディスカバリーチャンネルと、ヒストリーチャンネルと、ナショナルジェオグラフィックチャンネルの番組をです。後は録画しておいたNFLのアメフトの試合くらいです。その中で私は一つの番組に大変興味を持ちました。

 

世界の有名な経済学者がみんな資本主義はもう限界に来たと話している番組です。有名な経済学者から見た資本主義の限界を解説するドキュメント番組でした。その内容をかいつまむと、太古の昔、人は狩猟採集をして小グループで暮らしていました。その時は獲物はグループみんなに平等に分配されていました。そしてそこには貧富の差は無かったのですね。それが5000年くらい前に人類が農耕を始めて、そこで貧富の差ができ始めました。何も労働しないで富を得る少数の者と労働ばかりで貧乏な多数ができたのです。これは工業が発達した今でも続いています。

 

経済学者は成長し続けなければ維持できない資本主義が限界を迎えたと言っています。そして人の幸せという観点から見ると狩猟採集をしていた時の方が人はより平等で他を思いやり幸せだったであろうという結論です。私もそう思います。日本で言えば狩猟採集により成り立っていた縄文時代は大変平和であり、縄文人同士が戦争をしたという考古学的痕跡は未だに見つかっていません。ところがその後、大陸から農耕をする弥生人が渡ってきて、この国に戦争というものを持ち込んだのです。最初は弥生人が縄文人を争いにより従えて行って今の日本ができたのですね。

 

こういうことは中学や高校の社会で習うことですが、農耕による富の蓄積は「人より得をしたい」という人間の欲が基本になっているので、より多くの富を得るために争いをして財産や土地、労働力の人を略奪するようになるのです。そして貧富の差がもっとできて、現在の資本主義の社会でもそれが続いているのです。そして今それが限界に来たのですね。

 

現在進行している世界的な社会の変化はこの限界を感じ、新しい社会のあり方、経済のあり方を模索している変化であると番組では言っていました。たとえばアメリカのトランプ大統領をはじめとする保護主義もその一例です。ヨーロッパ諸国もEU離脱を唱える保護主義が台頭しています。資本主義による経済のグローバル化は、皮肉にも資本主義の限界も見つけることになりました。

 

まあこれは当たり前の話で、先進国より賃金の安い国で物を作り価格競争に勝とうとする。ところがそれにより先進国では製造業が他の国に移転され、職がなくなっていく。まあ失業率が増えるのです。しばらくは安いもので儲けられるのだけれども、先進国では少数の金持ちと多くの職が無い、もしくは低賃金で働く人ができる。海外で安く作ったものを買う購買力がそのうち市場では縮小していくのです。

 

しばらくは生産を担う中興国の購買力が発展するので経済は拡大するのだけれども、いずれ中興国も先進国と同じように貧富の差ができて全体としては購買力が落ちていく。そして作ったものを買ってくれる力のある市場人口が少なくなっていくのです。ほんの少数の金持ちが国民の90%分を代わりに買ってあげるという事はありません。金持ちは自分さえ良ければ良いのでその富を貯め込みます。そして全体としては経済の成長が鈍化していくのです。

 

だから今、自国の産業を他国の製品に課す関税により守る保護主義が台頭してきているのですね。資本主義がダメなら共産主義が良いかと言うと、そうではなくて共産主義でも裕福な特権階級と多くの貧乏な労働者に分かれます。最も皮肉なのは共産主義を掲げる中国がどの国よりも資本主義的なことです。日本は貿易で国の経済を発展させてきたので、「保護主義になると困る」と思う人が政治家をはじめ多いのですが、世界の歴史を見ると保護主義の方がそれぞれの国の産業が発展し豊かになり購買力も向上して貿易も盛んになるのですね。

 

問題は経済の発展ではなく、「果たして人類は経済の発展により幸せになったか?」ということです。私は幸せにはなっていないと思います。これは狩猟採集が中心で争いの無い縄文人と、戦争ばかりしている弥生人を見れば一目瞭然です。確かに農耕は取れた作物を蓄えるので生活としては安定すると思いがちですが、それは富を得た少数の者に言える事で、多くの労働者はほんのわずかな食料の分配で毎日奴隷のように働いているのです。私はこの構図の中に社会的な幸せがあるとは思えません。そしてそれが今の資本主義社会にも続いているのです。経済学者も同じ意見です。

 

どう考えてもみんな平等に獲れたものを分配していた争いの無い狩猟採集民族の方が心は穏やかで幸せだったと思います。結局経済学者の結論は、成長し続けなければならない事がその土台となっている資本主義はいつかは限界が来るのは当たり前だということです。何時までも経済は成長できないのです。

 

今の経済の成長は各国政府が予算を作るのに借金をして負債を負うことによって成り立っています。負債によりできた予算案を実行する事によって道路を作ったり、建物を作ったり、色々なプロジェクトを実行したりして経済が成長しているように見えるのですね。そしてそれがもう限界になりつつあるというのです。それに対して経済学者はこれからの新しい経済のあり方が仏教の教えの中にあると言うのですね。それは「諸行無常」という真理です。

 

あらゆるものは移り変わる。経済もそうで常に移り変わる。「こうでなければならない」という経済システムではいつかは通用しなくなるということです。例えば「成長し続けなければならない」が基本にある資本主義では、いずれそれが破綻する。それが真理であると。真理という観点から見ると今世界の経済に起こっているパラダイムシフトは起こるべくして起こっていて、新しい経済のあり方は「諸行無常、全てのものは常に変わり行く」という真理を基本にしたもので無ければならないと結論付けていました。

 

そしてこれからの商品や技術は、より競争力のあるものではなくて、より人を幸せにするもので無ければ成功もしないし収益も無いとも言っていました。そしてより多くの人を幸せにする物やサービスが次世代の経済を担う新しいシステムになるのです。私もその通りだと思います。ほんの少数の人間が得をして、多くの人が不幸になるような経済システムや観念は人類のために崩壊すべきだし、今こそ全く新しい経済の仕組みが必要だと思います。

 

日産のゴーンさんのように、個人で何十億円も貰って、多くの社員や下請けメーカーが苦労するような資本主義の仕組みはいち早く崩壊するべきです。その番組の結論は、人を幸せにする物とサービスを供給する産業は成功を収め、事業により得た利益は株主ではなく、社員や取引先、そして社会に還元する経済システムを作らなければならないという事でした。

 

競争ではなく、多くの人が幸せになるためのより公平な分配です。それはある意味狩猟採集民族的な時代への回帰です。私も全く同感です。私は私の事業を通して本当に小さいながらもそれを実現する努力をしているつもりだし、これからもそうありたいと思っています。より多くの富と心の幸せとは関係ないことが、実際にアメリカの上場企業で役員をする事でよく分かりましたから。

 

この国の多くの人は物に囲まれ、食料に囲まれ生活はしているけれども、それほど心は幸せではありません。幸せとは自分を取り巻く金や物などの条件の中にあるのではなくて、自分の心の内面にあるのですね。まんざら毎日布団で寝ながらテレビを見るのも悪くは無いですね。寝ながら結構勉強になりました。ありがとうございます。

 

合掌

 

仏光

仏光さんからのお願い

下二つのアイコンのクリックをお願いします
 

人気ブログランキング参加中。クリックをお願いします

禅僧 仏光さんの心の相談室-バナーブログランキング

ブログ村ランキング参加中。こちらもクリックをお願いします

禅僧 仏光さんの心の相談室-バナーブログ村

 

仏光さんのfacebookはこちらです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仏光さんをフォロー

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

コメント

[コメントする]

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス